槇原敬之さん、メディアで初の同性愛公表~第2日本テレビでインタビュー映像公開中
これは
●視聴の仕方
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「極上の月夜」を選択する
→「美輪明宏特集!『ヨイトマケの唄』完全公開」を選択する
→「槇原敬之インタビュー(後編)+槇原敬之『ヨイトマケの唄』ライブ」を選択する
→開始から5分後位に、発言部分あり。
これまで、槇原さんの側から「同性愛者であること」に関してのコメントなり発言が、公的な場で公開されることはありませんでした。したがって今回、このスタッフの発言部分を含んだ形でネット上に公開されているということ自体、槇原敬之さんにとって、はじめての「公的な場での公表」と言って差し支えないでしょう。
流行歌手としてトップクラスに登りつめたものの「傲慢になっていた」と当時のことを振り返っている槇原さんですが、事件で歌手活動を休業中に「ヨイトマケの唄」に出会ったようです。しかもその歌は、同じ同性愛者でありながら堂々と自分のことを隠すことなく表面化し、表現者として独自の道を切り拓いてきた美輪明宏さんが、40年も前に作った歌でした。(発売は1964年。昭和39年=東京オリンピックの年ですね。)
槇原さんが表現活動に復帰しなければ、多様性を祝う国民的大ヒット曲『世界に一つだけの花』は生まれませんでした。その後の充実した歌手活動も行われませんでした。そういう意味で、時代を超えて受け継がれた「表現者としての魂の交歓」が窺い知れる、とても素敵なロングインタビューとなっています。ぜひ見てみてください。
→ 「Listen To The Music 2」
●「世界に一つだけの花」収録アルバム
→「EXPLORER」
●僕のパートナーが大好きなアルバム(笑)
→「LIFE IN DOWNTOWN」
●美輪明宏さん「ヨイトマケの歌」収録CD
→「ヨイトマケの唄/いとしの銀巴里/人の気も知らないで」
映像より発言部分抜粋
「この歌が時代を超えて訴えるもの・・・」
槇原敬之:「時代背景って、やっぱりその・・・洋服と一緒なんですよ。でも詩の内容が、それを着る人みたいなもので。確実に、その体温と言うか・・・それを感じる。でもなんか、こんなベタ褒めしちゃって。でもホントそう言うしかないんですけど、それが『いい曲』なんだと思うんです。」
事務所のスタッフ(声のみ):「だから、槇原の口から言わせるとあれなんで・・・。事件が起こった後、槇原のことを話すと、『辛かったでしょ、どんなことが辛かったですか、同性愛と言われることが辛かったですか、そうでしょ?』という風に言って来るんですけど、『同性愛だと言われることが辛かった』というのは、前の槇原だと思うんですよ。同性愛と言われて、同性愛ですよ。確かに同性愛なんですけど・・・」
槇原敬之:「はははは・・・(笑)」
スタッフ:「あの~。ホモだオカマだ同性愛だなんていうふうに言われて、『別にいいじゃない』と教えられたのは美輪さんだと思うんですね。」
槇原敬之:「そうだねぇ~」
スタッフ:「あの~。そういう大きさを持っていることだという風なことを、常に二人で話してた」
槇原敬之:「話してたねぇ~。だからなんか、『愛の賛歌』を音楽会で歌ってた時に、なんか・・・涙ポロポロ出てきちゃった。『そうだよな』って。ぜひ皆さん、結婚式で歌われる歌だと思ってたら大間違いで、あの歌も、負けず劣らず凄いんですよ。」(以下続く)
さぁ、「可視化」されるぞホモフォビアっ!
ところで、こういう情報が流れた時に、ネット上とか世間話の中にはすぐ「え~っ!・・・これまでの彼の歌、大好きだったのにぃ~。これからはどういう気持ちで聴けばいいのか、わかんなぁ~い」とかいう発言が溢れかえったりするわけですが・・・(すでに溢れかえってますけど。)少なくとも僕は異性愛者の歌手が作った歌を「どういう気持ちで聴けばいいのか、わかんなぁ~い」なんていう失礼なことを思ったことはありません。
LGBT当事者の皆さん。こういう短絡的なホモフォビアには動じずに、むしろ「ホモフォビアに罹っている人が可視化されるチャンス」だと捉え、観察する機会として生かしましょう(笑)。今後自分がカミングアウトをする際に「しやすい人」「しにくい人」というのは、こういう話題を振ってみた時に選別できます(笑)。→FC2 同性愛Blog Ranking
★不明な点を第2日本テレビに質問し、回答が来ましたのでこちらの記事をご覧ください。
コメント
>今後自分がカミングアウトをする際に「しやすい人」「しにくい人」というのは、こういう話題を振ってみた時に選別できます(笑)
既に一人試しましたが、音楽に鈍い人でマッキーって言っても通じませんでした(笑)
「槇原敬之インタビュー(後編)+槇原敬之『ヨイトマケの唄』ライブ」という項目がないのですが・・・私だけでしょうか・・・orz
●Kazuさん。
僕は昨年の「ブロークバック・マウンテン」の時に、けっこう調査できました。
●tuiさん。
今、一つだけ公開されている
『「極上の月夜」美輪明宏特集・第2日本テレビ特別編集版+槇原敬之のライヴ映像! 』
という映像ファイルの下に、槇原敬之さんのロング・インタビューが前・後編2つ、
今日(1/19)の昼まで公開されていたのですが。
・・・なんででしょう~???
マッキー、いいですね
ゲイ心満載です。涙が出てきます。巧い曲作りをする奴です。
彼がもっともっと素直にゲイネスをオープンにしてくれると、良い波及効果があると思うんだけどな。彼だけでなく、他にも本当はゲイを隠しているアーティストって、どっさりいる筈なんだけど、みんなどうしても言わない……。
本人は思いきって言いたくても、彼らを商品として扱っているプロダクションが良しとしないのでしょうか。たぶん、そうだと想います。
しかし、ゲイネスを宣言することこそ、これからは人気と支持を高めるようになるものと感じています。必ずそういう世の中が来ます。間違いありません。
そうなったとき、私たちの頑張りは報われますが、惨めな思いをすることになるのは、ゲイネスにネガティヴイメージを擦り込んでいた、あるいはそうした旧来的発想から脱却できなかった旧い人々だろうと思います。
がんばれ! 槇原♪
マッキーもカムアウトか~
しかし、あれだけ半ば明るみになってるのに知らない人もいて、
なおかつ「どういう気持ちできけば」とか言う人がいるんですね~。
「ホモファビアが可視化」なるほどなあって思いました。
トラックバック
スクープですよね、このテキストは。
そうして、いまもし削除されているとしたら、こりゃまた突っ込みどころ満載。
さて、どうなんるんでしょう?
あ、できました
●桃さん。
●円山てのるさん。
狙いはどうあれ今回、明らかに「情報が流れた」ことは事実なのですから。
これからは自然体になって「もっと楽に」話したいことを話して、活動して欲しいですね。
時代はちょうど転換期。
あと数年もすれば「ゲイであること」が珍しくもなんともない時代が
日本にもきっと来る。そのためにも、槇原さんのような方がもう少し目立った動きをしてくれると
救われる思春期の少年達がたくさんいるはず。
カミングアウトの敷居が下がる人たちがたくさん出てくるはず。
●Kazuccineさん。
硬くなってしまったりもするものですからね。
●きたまる さん。
番組の放送日について、一部訂正したいところがありますのでよろしくお願いします。
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-622.html
1月の放送用のインタビューだったということは最近収録されたものということになりますよね。
どのような判断が働いて「公開」されたのか。そして「削除」されたのか。
再公開はあるのか?他のマスコミが報じることはあるのか?
しばらく動向に注目したいと思います。
あの動画のことについては、僕だけではなく複数の方々が「見た」ことをネット上に
書き残しています。だから証拠はたくさんあります。
あぁ・・・こんなことになるのなら液晶画面をビデオで撮影して残しておけばよかったです。
マッキーは天才
彼が同性愛者だということを大手を振って言える日が来ればいいと思います。ただ一つ残念なのはマッキーの遺伝子を引き継ぐジュニアが見られないことでしょうか。子供がいることが幸せとは言わないけれど、あの素晴らしい才能が未来永劫静かに引き継がれ、そしてまた新たな花が咲く日が来れば…多くを望んではいけませんか…ね。
彼を認めるけど
一度覚せい剤に手をそめて、あれだけの騒ぎになって
でも時間がたてば 時効のような雰囲気でテレビで笑ったりしゃべったりしてるのをみると
他の同犯罪者ではありえない、特別な待遇と思って反感を持ちます。
生きていくために歌をつくったり、提供したりする分にはいいと思うが
公共の場にでてきて、コメントや笑いを話す立場ではないだろうと。
私だけかなあ。
●norinoriさん。
僕は、とりあえず罪は償ったのだからいいのではないかと思う方なのですが・・・。
何年間も活動を休止して表に出てこなかった時期が槇原さんにはあったわけで、
そこから「汚名を挽回する」に至るまでには、けっこう苦労したのではないかと
思います。(あくまでもメディアを介しての印象ですが。)
本当はまっきーは15年前から聞いている。
元祖布団の中ですすり泣きながらウォークマンだったし。
言葉もわからず気張って飛びたってみた外国は最高に心細くて、そんな寮生活のゆいいつしとりになれる布団の中で枕をぬらして明日の勇気を奮いただせてくれたのはしかしまっきーだったし。
なんかさー本当に誰がどのジェンダーを愛するってのは他人のビジネスじゃないよね。
まして人を応援しようと人生をかけている、そんなくっさいほどに優しい人間をちっぽけなラベルみたいなものでこけ落としたがる日本の人の格に、問題あり!
ゲイ君たちがんばれ!日本をかえるのは貴方たちだよ!
●阿弥さん。
愛にゲイもレズも関係ない!一人の人間として愛しあっているんだ!
要するに戸惑いでは
しかも多数の代表であるかのように放言する輩をかばう気持ちは全くありませんが
私がこのニュースを聞いた時の気持ちとしては、
ノンケの自分が曲を聴いていたときに勝手にイメージしていた
男女の映像が足元からひっくり返る、と言いますか、
要するに感じたことのない感覚や考えたことのない恋の形に
分からないことに対する本能的な戸惑いを感じる、という感覚でした。
中には本当にホモフォビアに根ざした発言もあると思いますが
今の若い人は様々な価値観を公平に受け入れることのできる人が多いので
一部の人々を除いては、この種の戸惑いなのではないでしょうか。
「これからはどういう気持ちで聴けばいいのか、わかんなぁ~い」」のコメントについて。
まっきーはホモでもゲイでもないよ。
うーん。
槇原敬之がホモなんて信じない。
本人自らかみんぐあうとしたのに、相変わらず、真実を認めないばかな奴らに対して
槇原自らかみんぐあうとしたのに真実から逃れているばかな奴らに対して
ごめんなさい。まっきーは好きだけど
●匿名さん。
あ、あと、上戸彩さんが「金八先生」で演じたのは同性愛者ではなくトランスジェンダー(性同一性障害)ですよ。
僕はべつに槇原さんにカミングアウトを奨励しようとか思ってこの記事を書いたわけでは全然なく、ただ目撃した事象をありのまま書いただけなんですけどね~。既に2年近く前の記事なのにも関わらず、今でもたま~に上記のような感情的なコメントが付くと、「あぁ、まだまだホットな話題なんだなぁ」と感じます。
僕としては、なんか・・・ど~でもいいんですけどね。その人が自分のアイデンティティを「ゲイ」と名乗ろうが名乗るまいが。その人の勝手でしょ。
松浦亜弥の真似をしただけで[i:63891][i:63891]
●きみちゃんさん。
ただ、あなたが「ゲイに興味があるんだ」という事実は浮き彫りになっている書き込みだとは思います・・・面白いなぁこういうの(笑)。
補足
同性愛に興味がない、きもい。?
世間で認知されるまでは当分時間がかかるでしょうね
過去のアルバムでも曲中の人物が同性(愛)の香りのするものは多々あったはずです。
今更彼のセクシャリティが問題にされるのがむしろ遅い?というより不思議です。
「愛」とは当事者間の問題で、曲の聞き手が自分の世界に照らし合せて、共感したり、そんなのあるの?と感じるものであって良いと考えます。
(ユーミンや中島みゆきの曲など現実感からかけはなれた曲も結構多く存在しますよね)
しかし歌の作者の「個人の人間性」が独り歩きしているような報道(TV等)を見ると、エルトンジョンしかり、フレティマーキュリーしかり、ジョージマイケルしかり、
まだまだ色眼鏡でみる世の中の風潮は拭えていないような世の中です。
(マイノリティばかりを誇張することなく)自然体のままで、槙原君にはこれからも良い楽曲を世に送りだして欲しいと切望する一人です。売れるために心の無い歌は作って欲しくないアーティストの一人です、彼は。
2008年のアルバム買いました!!
マッキーへ (ありがとう)
頑張ってください。これからもマッキーの曲をずっと聞こう。
全部大好き
元気で幸せでいてくれさえすれば、いいなぁ。
まっきだいすき。
自分が女が好きか男が好きかなんてわからないけど…
同姓を好きになることの何がおかしいんだろう。ふしぎ。
昔はもっと偏見ひどかったんだろうな。今の時代に感謝。
まっきは世間でいうところの「マイノリティ」だけど
だからって何も変わらないと思う
マッキーはほんとにだいすき。
何回も彼の曲に助けられて教えられてきたから。
まっきは私の憧れ、目標、支えだなー。
くすりのことは、それがあったから今のマッキーがいるんだから、
私は感謝するな。
傲慢なマッキーなら私はここまで好きにならなかったろうから。
マッキーありがとう。
これからもよろしく!
なんてここにコメントしてみる。^^
槇原敬之さんはゲイだと認めません。
ありがとう!ありがとう!
失敗もあるけど悔やみ心もあるけど負けないぞと思えました。
俺も人に夢や希望を与えるために世界を変えるために多くの真実を
アメーバブログ、フェイスブック、ツイッターを通して発信していこうと思いました。
後ユーチューブでも発信していこうと強く思えました。
夢や希望を与えてくれて本当にどうもありがとうござまさす。
マッキーの歌で励まされている人が沢山いると思う!
実は俺パニック障害で職場に行くたび毎日倒れ救急車で運ばれ
だから今は自営業をしている。
休みにはブログ、YouTube、Twitterをやっている。
マッキーはこれからもその職業で多くの人を勇気づけてね。
応援しているから。マッキーはその職業が大好きなんだね。
いつもありがとう頑張って働いてね。
電気屋の後を継がずに当たり前のことを当たり前として
やっていることは素晴らしいね。その職業頑張ってね! ジャック (木下裕斗)
でもそれってどうなのかな、いいのかなともなやんでいます。
自分の小学生時代、クラスメートのお兄さんにそういう男性が居ました。学年は一つ上。
小学生だった自分はイジメを受けていて、同じくオカマとイジメられていた彼と過ごす事が多かったです。
当時家庭科は女子のみの授業だったのですが、編物を覚えたいと言う彼にこっそり放課後教えたりして良い友人として過ごしていたと思います。
でもある日彼が男子にオカマと言われて居るところに出くわしてしまって、庇おうと「@@君はオカマなんかじゃない!」と言ってしまいました。
自分は女性的な趣味があってもいいじゃないか、決め付けるなと言うような事を言ったのだと思います。
あのあとどうしたのかは良く覚えていませんが、いつのまにか疎遠になって彼らは家庭の事情で引っ越してしまいました。
想像するしか出来ませんが、多分一番酷い事を言ったのは自分です。
人は人なんだから同じなんだと小学校の道徳では教わりますが、それだけでは無く何かもう一つ必要なんでは無いか、とあれから良く考えます。
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