2013.11.14 19:42
レッグ問題 県は市議会の関与解明まで負担応じず

松山市の廃棄物最終処分場、レッグの汚染水処理問題で、中村知事は「複数の市議会議員がレッグに便宜を図るよう市に圧力をかけた」と発言し、この関与の有無を明らかにしない限り県の処理費用の負担には応じない考えを示しました。この問題は、松山市の産業廃棄物最終処分場 レッグが、ずさんな汚染水処理をしたため、対策にかかる費用として地元で42億円の負担が必要となっていて、松山市側は今月、県にも財政負担を求める結論をまとめました。これに対し、中村知事は汚染水の処理を巡り「当時、複数の市議がレッグに便宜を図るよう市に圧力をかけた」と発言。現在、レッグの刑事告訴を視野に作業を進めていて、市議の関与の有無が明らかにされない限り負担の協議も進められない認識を示しました。中村知事は市議会が進んで解明すべきで、要請があれば知事が持っている情報などは全て説明する姿勢を示しています。

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