政治
知事「市議の関与明示が県費出費の前提」
(愛媛県)
77億円にものぼる対策費が必要となっている松山市の産廃処理施設『レッグ』の費用負担について、中村知事は「産廃処理施設側に立ち便宜を図った松山市議会議員の関与を明らかにしない限り県費の出費は難しい」との考えを示した。松山市の産廃処理施設『レッグ』を巡っては、汚染水の処理など約77億円にのぼる対策費が必要となっていて、市の第三者部会は「県と市が等しい立場で対応することが妥当だ」とする意見をまとめている。これに対し、中村知事は「産廃処理施設側に立って便宜を図った市議会議員が複数いる」などとして、市議会議員の関与を明らかにすることを県の費用負担の必須条件に上げた。
※中村知事
「市議会(議員)の関与というものについても明らかにしなければ、県費の出費ということの提案はなかなか難しいだろうと思っています」
中村知事は、レッグを廃棄物処理法違反で刑事告訴し、費用負担させることも求めた。
[ 11/14 15:17 南海放送]