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自民 小泉元首相発言に意見相次ぐ
11月14日 16時27分

小泉元総理大臣が、原発の運転再開はせずに、直ちに「原発ゼロ」を決断すべきだという考えを示していることに対し、自民党の派閥の会合で、「原発ゼロを実現する具体的な方策も示さないと議論にならない」といった意見が出されました。

このうち、大島前副総裁は「『原発ゼロ』を主張するだけではなく、それを実現するための手だてを、同時に発信していただいたほうがいい。代替エネルギーをどうするか、化石燃料を燃やし続けていいのか、使用済み核燃料をどうするかなどの問題への対応を提言してもらわないと、議論のしようがない」と述べました。
また、金子元国土交通大臣は、岸田派の会合で、「言論に封をしてはならず、意見は大いに出してもらっていいが、現に政権を預かっている自民党としては、冷静に受け止め、発言に揺さぶられないようにしなければならない」と述べました。
一方、河村選挙対策委員長は、二階派の会合で、「小泉氏は『核のゴミの最終処分場が出来ていない状況で、原子力政策を進めていくのはいかがなものか』と言っているのだろう。最終処分について話し合う超党派の議員連盟を作る動きも出ており、どこが受け入れ、どのように処分していくのか、真剣に考えていかなければならない」と述べました。

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