東京マーケット・サマリー・最終(14日)

2013年 11月 14日 18:16 JST
 
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[東京 14日 ロイター] - 
  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>
         ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円 
   午後5時現在  99.73/75  1.3455/59  134.20/24
  NY午後5時 99.21/23  1.3486/88  133.83/87
    
    午後5時のドル/円 は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてド
ル高/円安の99円後半。ハト派的と受け止められたイエレン次期米連邦準備理事会(F
RB)議長候補の証言原稿で下落する場面もあったが、日経平均株価 が堅調に推
移したことで、クロス円が上昇。ドル/円も買い戻された。正午前に麻生太郎財務相の為
替介入のあり方をめぐる発言が伝わると、株高・円安の動きに拍車がかかった。

 レポート全文: 
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<株式市場>

 日経平均    14876.41円(309.25円高)
         14665.75円─14966.43円
 東証出来高   30億1838万株
 東証売買代金  2兆5216億円
    
    東京株式市場で日経平均は大幅反発。終値は前日比309円高の1万4876円で5
月22日以来の高値水準となった。FRBのイエレン副議長の議会証言原稿が明らかにな
り、米金融緩和が長期化するとの見方から投資家がリスクオンに傾いた。7─9月期国内
総生産(GDP)の予想上振れも支援材料とみられている。後場は麻生財務相の「為替介
入という政策手段を有しておくことは大事」との発言をきっかけに円安が進み、先物主導
で上げ幅を拡大させた。
    
  東証1部騰落数は、値上がり1338銘柄に対し、値下がりが323銘柄、変わらず
が97銘柄だった。
  
 レポート全文: 
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<短期金融市場> 17時18分現在

 無担保コール翌日物金利                0.073%(速報ベース)
 3カ月物国庫短期証券流通利回り            ──         
 ユーロ円3カ月金利先物(2014年9月限)    99.785(+0.005)
                安値─高値     99.780─99.785
    
    無担保コール翌日物金利は0.07%中心での取引。主な取り手は地銀、信託、証券
などで、調達一巡後は0.065%で一部取引が成立。大手行は0.065%で調達した
。資金需給は国債発行など財政等要因で不足地合いだったが、当座預金残高は102兆円
台半ばと高水準を維持した。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは強含み。3カ
月物国庫短期証券入札の結果は、最高落札利回りは0.0540%と前回(0.0596
%)に比べて低下した。余剰資金を抱える国内勢に加えて、一部海外勢の需要があった可
能性を指摘する声が出ていた。共通担保資金供給(固定)は29回連続で札割れ。
    ユーロ円3カ月金利先物は債券高を受けて強含み。中心限月2014年9月限は前日
清算値比0.5ティック高の99.785に上昇。

 レポート全文: 
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<円債市場> 

 10年国債先物中心限月・12月限(東証)   145.02(+0.12)
                安値─高値   144.98─145.09
 10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.595%(─0.005)
              安値─高値     0.605─0.595%
    
    国債先物は反発。欧米の金融当局者からハト派的な発言が相次いだことを受けて、世
界的な金融緩和が長期化するとの思惑から買い優勢の展開。後場は日経平均株価の大幅反
発、外為市場のドル高/円安基調が直接の要因で、戻り売りに上値が重くなる場面があっ
たが、総じて強含みで推移した。現物債は順調に入札をこなした5年債が強含みで推移。
長期ゾーンは益出しがみられたが、日銀オペへの期待から底堅さもみせた。超長期ゾーン
は動意薄。7─9月期実質国内総生産(GDP)1次速報、11月ロイター短観調査は直
接的に相場への影響はなかった。
    国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比12銭高の145円02銭。10
年最長期国債利回り(長期金利)は0.595%。

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<クレジット市場>

 政保債(地方公)10年 5.0─6.0bp
 銀行債(みずほ) 5年 13─14bp
 地方債(都債) 10年 7.0─7.5bp
 電力債(東電)  5年 320─350bp

  クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapa
nシリーズ20 の気配が一段と切り下がった。水準は85─89ベーシスポ
イント(bp)と、前日気配(88.5─91.5bp)より2─3bp程度タイト化。
14日のイエレン氏の米連邦準備理事会(FRB)議長指名公聴会を控え、取引手控えム
ードが強まったが、堅調な値動きをした日米株価に対する安心感からリスクオンの流れが
強まったという。

 レポート全文: 
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<スワップ市場>
スワップ金利(16時28分現在の気配)

       2年物 0.26%─0.16%
       3年物 0.29%─0.19%
       4年物 0.33%─0.23%
       5年物 0.39%─0.29%
       7年物 0.55%─0.45%
      10年物 0.82%─0.72%

  をクリックしてご覧ください。                  
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