鳩山元首相、香港で旧日本軍の暴行に謝罪繰り返す 会場からは大きな拍手―中国メディア
2013年11月14日
香港城市大学から名誉法学博士号を授与された日本の鳩山由紀夫元首相が13日、同大学で講演した。現地紙・文匯報によれば、鳩山氏はこの日、2度にわたって旧日本軍の中国侵略時の暴行について謝罪。「戦争中であってもこうした暴行は許されない。一般の日本人として私には中国人民に謝罪する義務がある」と語った。中国新聞網が14日伝えた。
鳩山氏は「東アジア共同体の未来」をテーマに英語で講演した。鳩山氏が謝罪の言葉を述べると会場には大きな拍手が起きたという。
鳩山氏は「南京大虐殺記念館を訪れた際に歴史の事実に向き合い、日本軍が一般の人を殺した写真を目にし、当時の日本メディアがこうした暴行を称賛していることも分かった」とし、「一般の日本人として、改めて謝罪したい」と述べた。
鳩山氏はまた、「日本軍が中国人1人を殺したとしても、戦争中だったからという言い訳は許されない」「日本は戦争を永久に放棄する責任があり、世界に対して『非軍国主義』を宣言するべきだ」と強調した。
(編集翻訳 恩田有紀)