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社債購入装い1億円余詐取か
11月14日 17時37分

実体のない会社の社債の購入を電話で持ちかけて80歳の女性から現金1億円余りをだまし取ったとして、暴力団員ら6人が詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。
暴力団員のうちの1人は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、いずれも住吉会系暴力団員の堀内健次容疑者(34)と星野竜也容疑者(24)、それに自営業の男ら合わせて6人です。
警視庁の調べによりますと、堀内容疑者らは、去年10月から11月にかけて大阪の80歳の女性の自宅に実体のない会社の社員などを装って電話をかけ、社債の購入を持ちかけて6回にわたり合わせて1億円余りをだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。これまでの調べによりますと、堀内容疑者らは、女性の自宅に実体のない会社のパンフレットを送ったうえで「社債の名義人になってほしい」と電話をしていたということです。
女性が名義人になることを承諾すると、その後「名義人と出資者が違うので監査に引っかかった。正規に社債を購入すれば解決できる」などとうそを言って、繰り返し現金をだまし取っていたということです。
警視庁は、だまし取った金の一部が暴力団に流れていた疑いがあるとみて実態の解明を進めています。調べに対し、堀内容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認し、星野容疑者は容疑を認めているということです。

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