■Hydrothermal Vent Tube Worm■
(フェイク?いえいえ実在します)
深海の熱水噴出孔 (Hydrothermal Vent) に棲息するワームということで単純に "Hydrothermal Worm (熱水のワーム)" と呼ばれています。 つまり正式な名前がありません。
現時点 (2011/09/05現在) で学名がまだないとのこと、和名もおそらくないと思いますので (あったら教えてください)、通称そのままハイドロサーマル・ワームと呼ぶことにします。
頭部 (?) のアップのモノクロ写真しか存在しませんが、一見すると珍獣として有名なホシバナモグラを正面から接写したような印象です (全然違いますが)。 ミツクリザメ (ゴブリン・シャーク) にも似た雰囲気も持っています。
(ミツクリザメ (ゴブリン・シャーク))
ですが、冒頭に書いたとおり、もちろんモグラどころか脊椎動物ですらありません。土中ではなく深海に棲息する生物です。
この生物、どういった全体像をしているのかまったく分かりませんが、"Hydrothermal Vent Tube Worm (熱水噴出孔のチューブ・ワーム(ハオリムシ))" との記述もちらほらあるのでよく目にするハオリムシのような細長~い体型をした生物と思われます。
(ホシバナモグラ)
本当にハオリムシの仲間なのか、それとも単に形が似ているためにそう呼ばれているのか、そこら辺もさっぱり分かりませんが、現時点でハオリムシの仲間ということにしておきましょう。
さて、ハオリムシは最大のものとなると直径10センチ、長さ2メートルを突破する巨大なものが存在します、知られているハオリムシは至って平和主義的な生活を送っています。しかし、見た目だけでの判断するのも恐縮ですが、どうもこのハイドロサーマル・ワームと呼ばれるハオリムシ、あまり平和そうな感じがしません。
最大級のハオリムシの先端にこの生物のような強烈な歯があったら人間といえども近づいたら腕や足を咬みちぎられそうです。
が、実はその心配はいりません。人間が潜れない深海に棲息しているから?もちろんそれもあります。
しかし一番の理由は、このワーム、体長がわずかに0.5ミリ、目がいい人で毛のような全体像をぎりぎり肉眼で確認することができるかどうか、咬まれるにはあまりに小さすぎるんですね。
(メドゥーサ・ワーム (スパゲッティ・ワーム)
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