サーチナ 11月14日(木)16時36分配信
サッカー日本代表が2014年ブラジルワールドカップ(W杯)で着用する新しいユニフォームについて、韓国では「旭日旗を連想させるデザインが施されている」として波紋が広がっているが、韓国の国会議員からは「韓国国内において、日本代表が同ユニフォームを着用して試合を行うことを禁止すべき」といった意見が出されたという。中国メディアの騰訊体育が報じた。
韓国で“問題視”された日本代表の新ユニフォームは、上着の左胸にあるエンブレムを中心に、放射状に線が薄く伸びているデザインだが、放射状という類似点を除き、決して“旭日旗を連想”させるものではないことは一目瞭然だ。
中国は旭日旗に対して韓国同様にヒステリックな反応を示すものの、新ユニフォームに対しては問題視するような意見は出ていない。
韓国与党セヌリ党の孫仁春(ソン・インチュン)議員は9月、旭日旗をはじめとする“日本帝国主義を象徴する事物”の製作や流布、公共の場での使用を禁止する刑法改正を国会に提出している。仮に韓国で刑法が改正された場合、日本代表の新ユニフォームが処罰の対象に含まれるのだろうか。
日本代表の新ユニフォームについて、記事は「軍事的色彩のあるデザインとは言いがたい。日本代表が同ユニフォームを着用して試合を行うことを韓国が拒絶した場合、国際サッカー連盟(FIFA)を巻き込んで日韓サッカー協会の間で争いが起きるだろう」と論じた。(編集担当:村山健二)
最終更新:11月14日(木)16時36分
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