特定秘密保護法案:民主、19日にも対案か修正案
毎日新聞 2013年11月13日 21時40分(最終更新 11月14日 07時53分)
民主党は13日、党本部で臨時役員会を開き、国家機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案への対応を協議した。同党は50項目にのぼる同法案の問題点を挙げた「論点整理」を作成。政府案に対抗する対案か、政府案を修正する案のいずれかを19日にもまとめる方針を決めた。
論点整理では同法案について▽特定秘密の範囲があいまい▽特定秘密が永久に秘密になる▽処罰の範囲が不明確−−などが問題だと指摘している。桜井充政調会長は役員会終了後、記者団に対し「政府案には問題があり、これでは賛成できない。修正案か対案をまとめたい」と述べた。【阿部亮介、光田宗義】