福島原発事故:甲状腺がんの子、8人増え26人に
毎日新聞 2013年11月12日 22時52分
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」検討委員会が12日、福島市で開かれた。甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは、前回8月の18人から8人増え26人になった。「がんの疑い」は32人(前回は25人)。
検討委の星北斗座長は記者会見で「現時点で、甲状腺がんが原発事故の影響で明らかに増えているわけではないと理解している」と述べた。がんが確定した26人は全員手術を受け、経過は良好という。
また、原発事故が起きた2011年3月11日から4カ月間の外部被ばく線量の内訳を公表した。(共同)