2013年11月12日23時16分
国立競技場(東京都新宿区)の敷地内にある「出陣学徒壮行の地」の碑について、安倍内閣は12日の閣議で、「競技場の改築後も敷地内で保存されることが望ましい」とする答弁書を決定した。2020年五輪の主会場として建て替え工事が始まるため、元学徒らが保存を要望していた。
鈴木貴子衆院議員の質問主意書に答えた。下村博文文部科学相も、この日の会見で「同じ場所とは言わないが、敷地内で存続してほしい」と述べた。
石碑は、1943年に神宮外苑競技場(現・国立競技場)であった学徒出陣の記念碑として93年に建立。競技場を運営する日本スポーツ振興センターが、改築後の扱いを検討している。
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朝日新聞官邸クラブ
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