小説

第十話

第十話 接触Aのメンバー/翔の決意と条件

前回までのあらすじ
突如現れた時空管理局の執務管クロノ・ハオウラン(KY)が現れ、突如フェイトに発砲するが、ジョーカーはWに変身し、それを防ぐ、だが魔力が完全に回復しきってない状態で30分しか闘えなかった、クロノの発言で怒り、自分たちが出せる最強の一撃を放ちクロノを無効化するが次にアースラの艦長、リンディ・ハオウランが呼びかけて来た、その呼びかけに応じアースラに向かう事にした、二人を残した気持ちが未だに離れない


場所 アースラ艦内部

翔&フィリップ&なのは&ユーノ&管理局side

転送魔法で送られた3人と一匹

???
「クロノ君、お疲れ様…しかしあのクロノ君と互角以上に闘うなんて君凄いね、あ、名前言って無かったね、私はエイミィ…エイミィ・リミエッタって言うの宜しくね」

管理局の制服を来た女性が名乗る

なのは
「あ、宜しくお願いします」

ぺこりと一礼する

一方翔は先程限界時間が来て変身を解除し、そして自分の愛機ハードボイルダーを此処に有るラボ室に置いてくれ様にクロノに頼んだ

クロノ
「何故僕が探偵如きの言う事を聞かなくちゃならない、それと君もそろそろ元の姿に戻ったらどうだ?」

やや愚痴りながらユーノに視線を向ける

ユーノ
「あ、そう言えばそうだね、よっと」

そう呟きなのなの肩から離れ全身が光なのはと同年代の男の子の姿になる

なのは
「ゆ、ユーノ君?」

その姿に驚くなのは

ユーノ
「なのはには見せるのは二回目だね、後翔さんには初めて見せるかな僕の姿」

翔に向かって語りかけるが

なのは
「違うよユーノ君、だってユーノ君最初からフェレットさんだったよ?私ずっとフェレットだっと思って居たから…にゃああああ…今、思うと凄く恥ずかしいよ///」

顔を赤らめるなのは

その言葉にハッとするユーノ

ユーノ
「え?そっか、そのゴメン…色々と僕も最初に言うべきだったね///」

翔はその言葉で探偵的直感で理解した、ユーノの肩をポンと叩き一言


「ユーノ…今のお前にこれだけは言って置こう…さぁ、お前の罪を…数えろ!」

相手の罪を告げる言葉を呟く、その一言でユーノは

ユーノ
「はい、返す言葉も有りません…」

シュンと小さくなり肩を狭める

リンディ
「ようこそ来てくれましたね、先程はモニター越しですみません私がこの艦アースラの艦長、リンディ・ハラオウンです」

振り返ると先程の女性が居た


「アンタがリンディ・ハラオウンさんか…先程は失礼な口を言い、すまなかった…少し気が立ってたもんでな、さてと自己紹介しないとな、俺の名は翔、黒木 翔 フリーの魔導師探偵をしてる者だ、で、こっちが相棒のユニゾン・デバイスの…」

左手首を前に出す

フィリップ
『相棒のフィリップだ、宜しくリンディ・ハラオウン』

それに続く様に

なのは
「あ、私はなのは…高町なのはって言います宜しくお願いします」

ユーノ
「僕はユーノ…ユーノ・スクライアです、宜しくお願いします」

一通り挨拶が済み、一同艦長室に足を運ぶ、そして驚いた


「って、なんじゃこりゃ!なんで艦長室なのに日本の風景が有るんだ!?」

ここ一番で大声を上げる翔、どうやら艦長の趣味らしい、茶の間に座りそれぞれの意見を述べる

リンディ
「では、先ず何から話しましょうか?あ、それと飲み物はお茶で宜しいでしょうか?」

人数分の湯飲みが配れるが、しかし翔は思わず硬直した何故なら苦いお茶に砂糖を入れる行為を見て驚きそしてなのはも翔同様に驚きしかし入れた本人は気にもせずそれをゆっくり飲んだ…翔はこの時思った、人の味覚はそれぞれだと…そんな中ユーノは手を上げて事の発端を語り始めた

ユーノ
「はい、先ず僕から良いですが?元々の事の発端は僕達の一族がジュエルシードを見つけた事に有ります」

ユーノの話を聞き、事情を理解する一同、どうやら運ぶ途中輸送船が謎の事故に合い21個のジュエルシードが地球に落ち、それを回収する為自ら地球に下り探す事にし、しかし予想以上にジュエルシードは思念体が強く、フェレットの姿になり念話が伝わる相手を見つけ一時的に魔法の力を与える事にした、それがこの世界の白き魔導師「高町 なのは」で有る

リンディ
「そうですか、立派な事だわ」

クロノ
「だが、同時に無謀でも有る」

確かに彼等の言うとおりそれは無謀な行為で有るがしかし、ユーノなりに考えた最善の結果なのかもしれない…しかし一人の女の子をましてや魔法の【ま】の字も知らない者を自分達の世界に巻き込んだ…そして彼等はこの後飛んでもない事を言った

リンディ
「では、この件は私達管理局で引き継ぎます、ですのでなのはさん達には改めて後日相談を…」

この時翔には有る事が頭の中で過った…自分達で引き継ぐと言ってるのに…【後日相談】と言う言葉たまらず飲み終えた湯呑を【バン】と叩き付ける様に全員それを見て翔の方に視線を集める

なのは
「ふ、ふぇ?翔君どうしたの?」

突然の翔の行動を見て驚き、翔はなのはの顔を一度見て次にリンディを深い恨む様な目で一睨みししかし何時ものの調子に戻り…自分の中に有る疑問を抱き…少女・高町なのはの為に翔は自分を振るい立たせた


「すまない…驚かせた、少し宜しいですか?リンディ・ハオウラン提督…先程アンタの言葉に引っかかる言葉を聞いたので…」

リンディ
「あら?どう引っかかたのかしら?それを詳しく聞かせてくれるかしら?」

そこで翔は一度帽子を被り直した、この癖は彼に取って自分のスイッチの切り替えで有る、怒りを静止常にクールに徹し心は怒りで満ちてるが常に頭の冷静さを欠けたりなどさせない為の行為…そして翔は一呼吸置き今一度なのはの顔を見て微笑み頷いた


「先ず先程後日相談を言った…何故態々蒸し返す必要は無いハズだぜ?だって彼女は地球人で俺達の世界に…いや、ハッキリ言って良いか?アンタ達に取って…彼女の意思をこっち側に実に上手い誘導尋問だな…」

その言葉で全員に緊張が走った、そして一人は立ち上がり翔の睨んだ

クロノ
「オイ!何だ急に言って良い事悪い事が有るぞ!大体君は…」

しかし、翔はクロノ言葉に対し自分の意思を貫く


「俺はお前とは話してない、俺は…アンタ達管理局に言ってるんだよ…先ずアンタ達はアンタ達だけの力でこの事件を解決するんだろ?そう言ったよな?なのにだ…何故後日相談と言う言葉が出るんだ?俺には簡単に済む事は出来ると思うけどな…彼女のデバイスを此方で管理し元の生活に戻しそしてユーノに事情聴取を取れば事足りると思うが?…アンタ達は…彼女の良心的な心を利用するつもりで居るんじゃないのか?」


その言葉のただ沈黙が続き口火を切ってリンディは答える

リンディ
「た、確かに貴方の言葉は間違って居ません…ですけど私達は…世界を管理する側で有って故にその事を説明しなければ…」

しかしそれでも翔は自分の姿勢を崩さない…だから最後のジョーカーを切った


「まぁ、そう言う意味で後日相談も有りだよな、でもさ…このアースラの船の魔導師はそっちの執務官だけだろ?だから可笑しいと思うんだよ…これほど危険な事件だって言うのに関わらず魔導師一人で抱えきれるレベルを超えて居る…で、そっちがアンタ達の切り札だろ?でも、もう既に何度か度重なるジェルシード事件が起きたのに関わらずベテラン魔導師を一人派遣すれば被害は最小限で止められたハズだ…本当は魔導師を一人派遣すべきだった…いや、出来なかった!」

翔は立ち上がり今一度リンディの前に立ち自分の言葉をぶつけた


「優秀な魔導師不足だろ?それを補う為に彼女の優しい心を利用している…そのやり方が正義だと言うなら俺はそんな不自由な正義は許さない!良いと思って居るのか?力が有れば何でも利用するのか?ふざけるな!彼女はただ魔法の才能が有った…無関係な人間を自分達の都合で巻き込むな!」

その言葉で完全にリンディは言葉を無くした


「俺は、彼女の意思を尊重したい!彼女の選ぶ決断は彼女自身の心で決めなければいけないんだ!だからこそお前は、彼女の意思を尊重したいんじゃないのか?ユーノ、お前はどうなんだ?」

ユーノ
「ぼ、僕は…本当は僕一人でやるべきでした…でも、僕の力不足で…なのは本当にゴメン…僕は何て酷い事を…」

なのは
「ち、違うよ…私は最初はただのお手伝いと思ったけど…でも、最後に決めたのは自分だから…私はまだあの子とちゃんとお話が出来て無いから…だから、私は最後までこの事件を…」

その言葉を告げる前に翔は彼女の前にしゃがみその目を見て改めて問い正す


「ちょっと良いか?なのはちゃん、君はコレから本当の意味で運命(みち)を選ぼうとしている…君は、本当に…良いんだね?」

なのは
「うん…だって、誰かに決めて貰うよりも自分で選びたいから…だから、私は最後までこの事件と関わりたいから!」

その瞳に宿った決意を悟り翔は帽子を被り直しそして振り返りリンディの顔を見てニヤリと笑った


「って、訳だ…なら後日相談は無だな…んじゃこの件は後程って事で話を進めようぜ?」

この時皆は思った…黒木翔と言う少年は侮れない【何か】を心に持ってる事を思わされた

クロノ
「さてと次はお前の番だな…何故フェイト・テスタロッサと共に居た?」

一番の疑問が飛んで来た


「ふ〜う、どうやら此処の執務管BOYは頭がお堅いらしいな…少しは目上に対した言葉を使ったらどうだ?」

帽子をツバを下げながら言う

クロノ
「な、何だと言っておくが僕は14歳だBOYでは無い!」

その言葉に一瞬頭がフリーズする翔


「え?今14歳って言ったよな?マジ?」

まじまじとクロノの方を見る

クロノ
「そうだがお前の歳はいくつだ?」


「ああ、12歳だが?」

クロノ
「な、なんだと?」

クロノの先程同様フリーズした…そして何故か敗北感を感じその場にへたり込んだ


「あ、そう言えば艦長と執務管って同じ名字だよな、姉弟か?」

気になりリンディの方に顔を向ける

リンディ
「いえ、違いますよ…私とクロノは親子です」

そしてそれを知らなかった二人は…数十秒後

翔&なのは
『なにぃぃぃぃぃ!!!!/ふぇぇぇぇぇぇ!!!!』

見事にシンクロし驚く二人、しかし驚く二人に対して

フィリップ
『実に興味深い、ゾクゾクするね』

左手首に有るデバイスの声が聞こえた、そんな事はさて置き話が続く


「フェイト達の関係を話す前に何故俺達がこの世界に来たのか話さないとな…」

翔達はこの世界に来た経由を説明する、驚くなのは以外の一同

クロノ
「謎の次元断裂に巻き込まれこの世界に来たと…そしてその矢先に出会ったのがフェイト・テスタロッサっと言う訳だな」

翔達の話を整理し呟く

リンディ
「成程貴方達がこの世界に来た理由は解りました、ですが何故フェイトさんに協力しようとしたんですか?」

一番肝心な部分を尋ねる


「ああ、あの子の母親プレシア・テスタロッサの研究の為ジュエルシードを集める事を頼まれこの世界に来たんだ、そして俺はフェイトの力になりたいと思い力を貸したのさ…それが依頼の理由だ」

帽子を深く被りながらつぶやく、そして次になのは

なのは
「あの、翔君に質問して良いかな?何で翔君達は怪物達と闘ってるの?それに【仮面ライダー】って言う存在も解らないし」


「そっか、まだ話して無かった、まぁ正体ばれたし隠す事は無いな、アレは俺とフィリップがユニゾンした姿で、この二本のマジック・メモリを使用する事によって変身するんだ…そしてそのマジック・メモリを悪用する組織が次元犯罪者組織【ミュージアム】奴らの狙いはリンカーコアを持つモノにマジック・メモリを渡し、そのメモリの力に溺れ怪物の姿になった者を【ドーパント】と呼ぶんだ、俺達Wの使命は奴らの計画を潰し、奴らを倒す事だ…事件が終わった後は管理局が来て逮捕して貰ってるからな、その時は既に現場から離れてるからな…今回鉢合わせしたのが初めてって訳さ」

リングから先程データ粒子化した二本のメモリ【CYCLONE/JOKER】のメモリを取り出しながら事の説明をする

クロノ
「まさか噂の仮面ライダーが君みたいな子供だったとは…それと一つ聞いて良いか?何故マジックメモリを二本扱える?どんな魔導師でも一本しか扱えないハズだ?」

今までのドーパントは一本しか使用してないので疑問が有った


「まぁ当然な疑問だよな…俺のリンカーコアは身体に二個有るのさ、その二個のリンカーコアを通して力を出してるって事だ…アンタ達も聞いた事が有るだろ?双玉の魔導師の伝説を…俺はその子孫の最後の生き残りだ」

その言葉を聞きなのは以外驚きを隠せなかった、かつてミッドチルダにはリンカーコアを二つ宿す種族が居たその一族を双玉の魔導師っと呼ばれた、彼等は一度の魔法を二回同時に発動が出来る特殊な体質をしていた戦闘力が高い一族である、だが双玉の魔導師達は争いをこのまず隠れながら暮らしていた…そして時代が経つにつれ一族の数が減りその存在は歴史の中でしか語られない一族っとなった

リンディ
「ま、まさか貴方があの双玉の魔導師だったなんて…成程通りで魔力の反応が二つ有る訳ね…それに最後の生き残りっと言う事は」

その言葉は続くように呟く


「ああ、お察しの通り俺の両親はミュージアムのドーパントに殺された…どうやら俺は一族の血筋が強くデカイ魔力を身体に秘めて居たらしい…ミュージアムは幼い俺を狙って俺の両親を襲ったその時、助けてくれたのが俺の恩師、魔導師探偵【鳴海 荘吉】だ、その人が幼き俺を助け育ってくれたんだ」

ゆっくり自分の事情を語る翔、そして全員が長い沈黙をした、その沈黙を破ったのは

なのは
「…翔君…ねぇ翔君が仮面ライダーとして闘う理由ってもしかして?」


「ああ、俺と同じ悲しみを背負わせない為だ…辛い人間なのは俺一人だけで良い…守るために闘うそれが俺のいや【俺達】の使命だからさ…だから守るのさ人の命をそれが闘う理由さ」

なのはの目を見てゆっくり語る翔

なのは
「辛く無いの?絶対辛いハズだよ?それでも…闘うの?守るために?」


「ああ、凄く辛いさそれでも闘うよ、良いかなのはちゃん?大いなる力には大いなる責任と大いなる役割が必ず背負う、俺の場合はそう言う役割になったのさ…だから泣きそな顔は止めてくれ…女の子に涙は似合わないぜ」

いつの間にかなのはの目は涙で溢れて居た、ポケットにしまっていた黒のハンカチを取り出し涙を拭く

なのは
「あ…ありがとう翔君///」

やや顔を赤らめながらお礼を言った

リンディ
「[こんな子供がそんな運命を背負って居たなんて…私達のやってた事がまるでちっぽけなモノに見える…仮面ライダーが居なければ世界は一体どうなってたの…いえ彼等が居なければきっと今のまま留める事が出来なかったでしょう、さぁこれからどう言う条件を出すの仮面ライダー]」

先程の言った、条件を思い出す


「さてと、先程の協力する条件をまだ言って無かった…俺が出す条件は…」

その条件は驚くモノだった


「俺が出す協力条件は三つだ…その1・ドーパントとジュエルシードが現れた時、必ず俺達【仮面ライダー】を前戦に出す事、その2・次元航行不可になった俺のマシン・ハードボイルダーの修理の為、ラボ室を借りる修理は此方で行う、扱い慣れてるからな、その3・フェイト・テスタロッサ、使い魔アルフの保護及び、罪を取り消す事、今言える条件を飲んでくれるなら俺達は、管理局に協力する」

しかし、その条件を認め無いモノが居た

クロノ
「フェイト・テスタロッサ達の罪を取り消すだと?お前…ふざけてるのか?」

やや睨みながら言う


「いや、俺は真面目だぜ?それにフェイトがジュエルシードを集めてるの母親の研究の為だ、だからあの子に罪は無い、それに娘が母の為に頑張るのは当たり前だと思うぜ?だからあの子の母親とちゃんと話したい、それがベスト形じゃないか?少なくとも管理局側としては穏便に事を済ませたい、そうだろ?」

少し勝ち誇った笑みを浮かべる

クロノ
「くっ…どうします艦長?」

リンディ
「まぁ彼の話を聞けば…強ち間違いでは無いわね…解りました何とかその条件を飲みましょう、ですが裁判の時は…」


「解ってる、俺は重要参考人の一人だからな、裁判の時はそちらの指示に従う…さてと、なのはちゃん此処から先危険がずっと伴う事になる…君は君自身の手で時には辛い決断をしなければ為らない…だから困った時は何時でも頼ってくれよ!俺は仮面ライダーだ!」

何時もの笑顔を見せなのはも同じ様に笑顔で返した

なのは
「うん!それに翔君も困ったら私が助けるから、だから時々で良いから頼ってね?」

若干微笑みながらその言葉を聞き翔も笑みを零す


「そっか、分かった…その変わり一緒に頑張ろうぜ!」

右手を差し出す

なのは
「うん!」

同じく右手を出し握手をする

クロノ
「どうやら、今後の事が決まったらしいな…所で黒木 翔、先程の攻撃の事に付いてだが…何をした?まったく魔力を扱えなくなってるが、どう言う事だ?」

そうクロノは先程から魔力を扱えなくなっていた


「ああ、そっか…その説明忘れて居たぜ…Wのブレイク方法には二種類有ってな一つはメモリブレイク、文字通りメモリを壊すって事さ、後マジックブレイクこれは対魔生物用、魔導師用の技でな、これを喰らったモノは一時的に魔法を使用できなくなる、まぁ長くて二週間、早くって一週間で直るな、それまで魔法は使用できない」

さらりと言う

クロノ
「な、なんだと?じゃ二週間程魔法が使えなくなるのか?」

ユーノ
「う〜ん、魔法が使えない魔導師って」

なのは
「無能かな?」


「更に言えば空気読めないチビだからな」

リンディ
「ゴメンなさいクロノ…フォロー出来ないわ…」

クロノ
「虐めだ!!!!!」

その声が一番響いた

艦長室から出て、なのはが尋ねて来た

なのは
「翔君はどうしてフェイトちゃんの為にそこまで頑張るの?」

何故フェイトの為に頑張るのか気になって尋ねた


「ああ、俺はあの子の小さな願いを叶えたい…今はそれだけ言って置くよ」

帽子を深く被り二人の事を考えながら次元空間を見続ける

フィリップ
『[まったく君は相変わらずのハーフボイルドだね…フェイト達の事が気が気じゃ無いのに…早く彼女たちと合流しなければ]』

相棒を見上げ心中を察しただ黙って見つめた

翔&フィリップ&なのは&ユーノ&管理局sideEnd

一方その頃

場所 フェイト宅マンション

フェイト&アルフside

先程マンションに戻って来た二人、二人は帰って来る人を待ち続けていた

フェイト
「翔、遅いね…何か有ったのかな?」

星空を見上げて呟く

アルフ
「大丈夫だって、アイツ等は絶対大丈夫、それにフェイトの依頼はまだ継続中だし…だから信じて待とう」

心配するフェイトを見て両手を握り元気づける

フェイト
「そうだね…翔待ってるからね」

アルフ
「[ああは言ったけどアタシも正直自信が無い、ちゃんと戻って来ないと、本当にガブリだからね、翔]」

心の中で呟き…翔達の帰りを待つ二人、だが帰っては来なかった…二人の心には少し綻びが生じた

続く

次回:魔導師探偵W/魔法少女リリカルなのは

クロノ「な、なんだ…あのドーパントは大きいぞ」
巨大なプテラ型ドーパントは上空を飛びまわって居た

なのは「へ?ちょ、ちょっと待っ…にゃあああああああ!!!!!」
大空を舞うマシンのスピードが凄過ぎて大声を上げるなのは

W/翔『さてと久しぶりに行きますか!』
今ハードボイルダーの力が解き放つ

第十一話「頼れるR(リボル)/空を舞う炎」コレで決まりだ!
15/15

プロフィール

血液型
血液型はB型
自己紹介
どうも、ピクシブから移転した二人で一人の探偵です。以後宜しくお願いします!
趣味
漫画・アニメ・ゲーム・特撮
特技
特に無い
職業
食品関係
小説について
俺の小説が【これは苦手、これは嫌だ】と言う方は回れ右をしてください。
苦手だと言う方はご遠慮します!

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