今回のテーマはタイトルのとおりです。
今まで我慢して来ましたが、もう限界です。

あるフォルダをリネームしようと思ったんです。
そしてフォルダにポインタを合わせてクリックしてちょっと感覚をあけてクリックすると
名前を変更することができます。
ところがその後、Enterキーをおすと、 
bdb0ed074a4a9434524b984a7db7be0e 







このダイアログが表示されます。
非常に不愉快です。
そこでGoogleにて検索してみたところ検索上位に同じ問題を抱えていて、それを解決しておられる方たちがブログを書いておられました。
 

そこでやってみたんです。


セーフモードにてリネーム

これをすればできるのはわかる。確かにわかるのですが……

「たかがフォルダ1ついじくるのにわざわざセーフモードを起動するの?無理。めんどい」

これ本当に口に出しました。
 

システムの復元

ヤダ、却下。時間かかるし負担かかる。良いこと一つもない。セーフモードしたほうがマシ。


再起動

セーフモードと同じ理由で嫌です。効率悪すぎ。


新しいフォルダを作って、内部のフォルダーやファイルをコピーし削除。

確かにできるかも。元のファイルを削除できないと思うので上書きすると
できたらしい。
ちょっと強引な気がします。
かっこつけたがりの僕としては

聞かれた時に「こうするんだよ、ベイベー」みたいな感じで、ドヤ顔晒したいので
もっとスマートな方法がほちぃ。よって却下。


Explorer再起動

(1)タスクマネージャーを起動する。ショートカットキーで書くとCtrl+Alt(Alternativeの略なのでアルトではなく
オルトと読むらしいです。豆知識です)+Deleteです。
Ctrl+Shift+Escでもできますが、そこは好きな方を選択してください。

(2)そして起動したらプロセスというタブをクリックしてexplorer.exeを右クリックしてプロセスの終了。

(3)タスクマネージャーのメニューから新しいタスクの実行と選択して
  explorerと入力

そうするとエクスプローラーが再起動されます。


以上が再起動の手順なんですが面倒くさいですよね。
というわけでバッチファイルを作ってさっと終わらせましょう。

taskkill /f /im explorer.exe
start explorer.exe
これをテキストエディタまたはメモ帳にコピーアンドペーストしてください。
そして拡張子を.txtから.batに変えるだけです。
これをダブルクリック等して起動するとエクスプローラーが再起動されます。

この方法でファイルの名前の変更や削除ができるようになる人も多いそうなのですが
僕はできませんでした。
ちなみに友人はできました。
ですが肝心の僕のPCが解決していないので調べ直しです。









行き詰まった所で原因を調べなおしてみました。

するとMicrosoftサポートに原因が書いていました。
ソースへのリンクを下記に置いておきますね。

Microsoftサポート―Windows 7 のエクスプローラーでネットワーク フォルダーの名前を変更するとエラーが発生し、"操作を完了できませんでした..." と表示される


このサポートセンターによると


フォルダーの名前を変更する操作が失敗するのは、thumbcache.dll にまだローカル thumbs.db ファイルに対するオープン ハンドルがあり、現時点ではより動的かつ適切なタイミングでファイルへのハンドルをリリースするメカニズムが実装されていないためです。

というのが理由ようです。

すこし噛み砕いて書くと、
Thumbs.dbは画像やPDF、動画などのファイルが入ったフォルダを
開いた時に表示される「サムネイル画像」が保存されているものです。
ここにキャッシュすることでサムネイルの表示速度を短縮しているわけです。
このファイルが
Thumbcache.dllによって開かれたままになっていることが原因なようです。

キャッシュというのは保存、とおぼえてもらえればPCを使うことに関しては問題ないです。
本来開かれたままにするべきではないのですが、これを閉じるためのメカニズムが実装されていないのです。


もっともっと簡単に書くと、
Microsoftが悪い。

わかっていただけましたか?

原因がわかれば対処法もいくつか浮かぶものです。

というわけでいくつか書いていきましょう。

Windowsエクスプローラの [フォルダーオプション]から設定する

Windowsエクスプローラの[整理]-[フォルダーと検索のオプション]メニューを選択し、
[フォルダー オプション]ダイアログを開きます。
その後
[フォルダー オプション]ダイアログの[表示]タブを開き、
「詳細設定」の[常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない]のチェックを入れれば、
Thumbs.dbによる縮小画像の表示がオフになり、フォルダの名前の変更や削除が可能になります。

[パフォーマンス オプション]の[視覚効果]で設定する

まず[コンピューター]の[プロパティ]([コントロール パネル]-[システム]と同じ)を開き、左メニューの[システムの詳細設定]をクリックしてください。
[システムのプロパティ]ダイアログが開くので、[詳細設定]タブにある[パフォーマンス]グループの[設定]ボタンをクリック。
その後[パフォーマンス オプション]ダイアログが開くので、ここで[視覚効果]タブを開き、その中にある[アイコンの代わりに縮小版を表示する]のチェックをオフにする。

これでThumbs.dbファイルの作成や使用が抑制される。



もう一つローカル・ポリシーやレジストリで設定する方法もありますが
設定する項目が複数あり、煩雑なので省きます。
どうしてもしたい方は下のリンクから。

リンク先:Windows TIPS「Thumbs.dbファイルを作成しないようにする

◯まとめ

⑥と⑦が一番手軽な方法かな、と思います。
注意点としてサムネイル表示をして欲しい時に、⑥と⑦どちらを設定したか覚えていないと
元に戻せなくなるので、
1つだけ覚えてあとは忘れましょう。
わからなくなれば調べなおせば良いです。

そして⑥の注意点が他ブログ様で記載されていたので転載しておきます。



Windowsエクスプローラの[フォルダー オプション]で、[常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない]のチェックのオン/オフは、チェックをオン(縮小画像の表示不可)後、オフ(縮小画像の表示可能)にするとPDFの縮小画像表示ができないフォルダが生まれる一方、フォルダの名前変更や削除が可能になるなど、挙動が安定していないように見える。縮小画像表示ができないと不便な場合は、Windowsエクスプローラの[フォルダー オプション]で、[常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない]のチェックをいったんオンにして、フォルダの名前変更や削除を行った後、再度オフにするのがとよいだろう。こうしておけば、画像ファイルの縮小画像が表示できるうえ、フォルダの名前変更なども行えるからだ。

引用元:アットマーク・アイティ様

少し長くなりましたが、このページをみればサイトを探しまわらなくて済むようにしたつもりです。
それぞれの方のPC環境は違いますので、好きなものを選んでください。

それでは、失礼します。