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2013年11月14日

レーダーとレーザー

このあたりで自律自動ブレーキについてキッチリした認識&紹介をすべきだと思う。今や一緒に考えちゃってる人が多いですから。例えば「レーダー」の誤解が目立つ。30km/h以下の自律自動ブレーキの大半は、赤外線を使うセンサーを使う。これは明確に「レーダー」じゃありません。芝エビとバナメイエビ以上に違う。

レーダーの頭文字『R』はレディオ(電波)の意味。つまり電波を使った測深装置を示す。一方、レーザーの頭文字はライト(光)を意味する『L』であり、紫外線や赤外線を含む光。赤外線を使った測距装置を「レーダー」と称するのは明らかな間違い。当然の如くレーダーの方が高性能。エビとオキアミくらいの価格差ある。

レーダーと聞けば高い性能を持つ気がするし、レーザーだと安価なオモチャのようなイメージを持つことだろう。実際、レーザーセンサーはレーダーより圧倒的に安価。解析装置を含めればお話にならないくらい安く付く。だからこそ軽自動車に装備される自律自動ブレーキは全て安価な赤外線を使うレーザーです。

ちなみにレーザーは反射装置(リフレクター)などが付いていない物体を認識しにくい。つまりクルマやバイク以外だと見えない可能性あります。レーダーも跳ね返ってきた電波で測距するため、柔らかい素材だと見えにくい。一番確実なの、光学カメラだったりする。だから光学カメラはシステムに絶対必要。

もう一つ。30km/h以下でしか稼働しない簡易型と、31km/h以上でも稼働する(止まれるかどうかは別)本格的な自律自動ブレーキを分けることだって重要だ。簡易型は初速31km/hじゃ付いていないのと同じ。ということでセンサーの種別と稼働速度を明記するよう、ギョウカイで考える時期になったと思う。

posted by kunisawa at 10:00 | Comment(0) | 2013年TOP
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