芸能人やスポーツ選手などが兵役を逃れるなどの事例が目立つことから、韓国政府は、高額所得者や国会議員などの子息およそ11万人について、徴兵検査から兵役が終了するまで、段階ごとに集中して管理することになりました。
韓国では、この5年間に、不法な方法で兵役の義務を逃れようとした事例が97件摘発されていて、このうち55件が芸能人やスポーツ選手がしめています。
これ受けて、兵務庁では、芸能人やスポーツ選手をはじめ、年間所得5億ウォン、4600万円以上の高額所得者や国会議員、地方自治体の長などの子息合わせて11万人の兵役について、集中して管理することにしたものです。
具体的には、対象者の徴兵検査から兵役終了まで、それぞれの段階で検証し、問題がないかどうかについて管理していくということです。。
また、兵務庁では、凶悪犯罪を犯して刑務所に収監されたことがある人は、兵役中に犯罪を起こすケースが多いことから、兵役を免除することにしたということです。