イルナー通信によりますと、ダージュン氏は、ジュネーブで行われたイランと6カ国の最近の核協議は、前向きな一歩だったが、フランスの思わぬ予想外の政策により、最終的な結論に達しなかった」と述べました。
また、「自らの対イラン政策にアメリカを完全に同調させることに失望したイスラエルは、今回、イランとの協議に参加する6カ国の他のメンバーを自らの陣営に引き寄せようとし、フランスの政府高官に影響を与えることで、彼らにジュネーブ会議で妨害を行わせることに成功した」としました。
このアナリストはさらに、「フランスは、イランと6カ国の協議への影響力を維持しようとしており、これが実現されない限り、フランスの妨害行為は継続されるだろう」と語りました。
ダージュン氏は、今回のジュネーブ会議でのフランス政府の新たな政策は誠実なものではなく、現在、イランと6カ国の対立の代わりに6カ国の内部の対立を解決すべきであるという問題が浮上している」としています。