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レイテ島西岸の町 90%の建物全半壊11月13日 12時5分
台風の直撃で大きな被害を受けたフィリピン・レイテ島の西岸の町では、全体の90%の建物が猛烈な風で全壊もしくは半壊し、家を失った大勢の被災者が今も避難所での不自由な生活を強いられています。
レイテ島西部の町、オルモック市の当局者によりますと、台風の猛烈な風で全壊した建物はおよそ6800棟、半壊はおよそ700棟に上り、これらを合わせると市内の90%を超える建物が被害を受けたということです。
避難所の1つに指定されている高校では、家を失ったおよそ170の家族が不自由な避難生活を強いられています。
子ども4人と共に避難している母親は、「過去に経験したことのないようなものすごい風だった。まるで洗濯機の中に放り込まれたようだった」と当時の様子を振り返っていました。
また、子連れの別の母親は「子どもがおなかをすかせている。とにかく食料と水を支援してほしい」と話していました。
オルモックでは、フィリピン政府や国際援助機関による支援や復旧はまだ本格化していません。
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