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見つかった腕と手は標本と断定
ことし7月、長崎市内の砕石場で人の腕と手が見つかった事件で、警察は捜査の結果、腕と手は長崎市内の医療機関で標本として長年保存されていたものが建物の解体時に廃材に紛れ込んだもので、死体遺棄などの罪には問えないとして、13日、捜査の終結を発表しました。
この事件は、ことし7月、長崎市小江町の砕石場で、人の腕と手が見つかったもので、警察は死体遺棄の疑いで調べていました。
警察によりますと、▼砕石場には、長崎市内の医療機関の解体工事現場から廃材が運び込まれており、さらに▼腕と手からは腐敗を防ぐための物質の成分が検出されていることから、警察は、この医療機関で標本として長年保存されていたものが解体時に廃材に紛れ込んで運ばれたと結論づけ、死体遺棄の罪には問えないとして捜査の終結を発表しました。
また、医療機関の関係者は警察に対し、「標本は、解体前に業者に依頼して適切に処分した」と話しており、警察では、廃棄物処理に関わる法律違反にも問えないと判断したということです。
見つかった腕と手は、司法解剖やDNAの解析でも性別や身元が特定できず、警察は、長崎市に身元不明の遺体として引き渡したということです。
11月13日 19時22分