読売新聞 11月13日(水)12時45分配信
テレビなどで流れる音楽の著作権使用料を巡り、日本音楽著作権協会(JASRAC)の使用料の徴収方式が独占禁止法違反に当たるかどうかが問われた訴訟で、被告の公正取引委員会は13日、徴収方式を認めた公取委審決を取り消した東京高裁判決を不服として、最高裁に上告した。
訴訟は、JASRACのほぼ独占状態にある著作権管理業界に新規参入した業者が起こした。今月1日の高裁判決は、「JASRACの徴収方式が新規業者の参入を著しく困難にしている」と認定し、公取委に審理のやり直しを命じた。
最終更新:11月13日(水)12時45分