リポーター 平井友莉
今回のテーマは「魚の骨」です。
愛媛県は高級魚の養殖が盛んで、なかでもマダイは年間生産量が3万5000トン。国内シェアは56%を占め日本一を誇ります。しかし、悩みの種となっているのが、魚をさばいた後に残る「中骨」です。これまで中骨は、廃棄物として、お金を払って処理業者に処分を依頼していました。
そうしたなか、養殖魚の「中骨」を食材として加工し、新たな商品開発でビジネス展開を目指す動きが現れています。その最前線を取材しました。
まさに、元漁師さんならではの発想ですね。
リポートで紹介した、中骨ペーストを使った「ハンバーグカツ」と「クリームコロッケ」ですが、6月から業務用として販売が始まりました。いまは、愛媛県内や大阪などで学校給食に利用されています。「おかき」のほうは、試作の最終段階に入っていて、早ければ11月にも市販が始まるそうです。
今後の商品開発ですが、例えば中骨粉末の「ふりかけ」ですとか、中骨のペーストや粉末を混ぜた、豆腐やマヨネーズなども作りたいということです。
愛媛県は養殖魚の種類が豊富で、マダイの他にも、ブリの中骨でもペーストが完成しているそうです。これから、愛媛県産の魚が、身だけでなく骨までも、食材として全国に広がっていきそうですね。