〔外為マーケットアイ〕ドル99.52円付近、宮尾日銀委員の会見には反応薄
[東京 13日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<14:44> ドル99.52円付近、宮尾日銀委員の会見には反応薄
ドル/円は99.52円付近。日銀の宮尾龍蔵審議委員が松本市内で行った会見での発言が伝わっているが、相場に目立った反応は出ていない。
宮尾委員は午前の講演で、日本経済の先行きについて「やや下振れリスクを意識している」と語ったが、午後の会見では物価についてもやや下振れリスクがあるとの認識を示した。
海外要因や賃上げ動向などで見通しが下振れた場合には、必要な調整行うと指摘。調整の内容については、その時々の経済・物価・市場動向によると述べるにとどめた。何らかの政策対応を判断する場合、特定の手段を排除することはないという。
<14:30> ドル99.48円付近、米金利の行方が米株を左右か
ドル/円は99.48円付近。足元のドル/円相場は、テーパリング(緩和縮小)前倒し観測によるドル買いと、米株高を受けたリスクオンの円売りに支えられる構図になっているが、市場では仮に足を引っ張るとすれば米株で、その行方を左右するのは米金利との見方が出ている。
ある大手邦銀関係者は「テーパリングを始めても米株が上がれば、ドル/円は上昇トレンドに入っていくだろうが、米株は自社株買いに支えられている部分もある」と指摘。「テーパリングで米金利が上がって、社債発行金利も上がったら、企業は社債発行して自社株を買い戻すというオペレーションをやらなくなるのではないか」と警戒感を示した。
市場では、米連邦準備理事会(FRB)は仮にテーパリングに踏み切っても、フォワード・ガイダンス(将来の政策指針)を強化することで、金利の上昇を抑えるとの見方が目立つ。その場合、ドル/円にとっては、ドルサイドでは上値が抑えられたとしても、リスクオンを背景とした円売りが相場を支える可能性が高い。
参加者からは「ドル/円にとって良いシナリオは、株高がしっかりして、それに呼応する形で米金利がじわりと上昇するパターンで、逆に悪いのは米金利が急上昇して、それを見て株が急落するパターンだ」(大手邦銀)との声が出ていた。
<13:17> ドル99.48円付近、イエレン氏の公聴会はタカ・ハト両サイドに注意
ドル/円は99.48円付近。日経平均株価 が軟調に推移するなか、一時99.43円まで下落したが、足元ではやや持ち直している。
市場の関心は、14日に開催されるイエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長の指名承認公聴会に向かっているが、リスクについてはタカ・ハト両サイドの声が聞かれる。
ある大手邦銀関係者は「量的緩和に反対の共和党に配慮して、必ずしもドビッシュ(ハト派的)な発言ばかりではないかもしれない」と懸念する一方、別の市場関係者は「テーパリング(緩和縮小)前倒し観測が強まっている時期だけに、予想以上のハト派的発言には注意が必要だ」と警戒していた。
<11:20> ドル99円半ば、100円台での定着は困難か
ドルは99.56円付近で動意薄。ユーロは133.85円付近で小動き。
前日の外為市場で、ドルは99.80円まで上値を伸ばしたが、100円をトライする雰囲気は全くなかったという。
「米国の緩和縮小は近くないとの見方が広がる中、現状はドル買い相場にはなっていない。ドルが100円に乗せたとしても、定着するのは、まだまだ先だとみている」とFXプライム取締役の上田真理人氏は話す。
100円台で定着するためには、米国経済の堅調さを裏打ちするデータが必要だが、先日発表された雇用統計を見ても、本当にそうなのかとデータの信頼性に対して懐疑的な見方も出ていると同氏は指摘し、目先のドル/円相場については、97―99円の基本レンジで上下1円程度の変動を予想する。
<10:46> ドル99円半ば、ファンド勢が再びリバース・ノックアウト
ドルは99円半ば、日経平均 がさえない動きを見せており、短期筋の間でも買いが盛り上がらない。ただ、99.30円付近からはビッドが入っているという。
ファンド勢の間では、再び、ドル/円のリバース・ノックアウトオプションを手掛ける動きがみられる。同オプションは、今年前半のドル上昇時にファンド勢の収益源の一つになっていた。
今回は、5、6カ月物で、バリアが102―103円付近のものを購入しているもようだ。権利行使価格は、95円付近か同水準を若干上回るレベルに設定されているとみられる。
同オプションでは、ドルが権利行使価格以上の場合はオプションとしての価値を持つが、バリアである102―103円の水準を上回った場合は無効となる。リバース・ノックアウトオプションは、リスクがあるものの、プレインバニラ・オプションに比べてオプション料が安い(バニラの3分の1程度)というメリットがある。
こうしたファンド勢の動きを映して、ドル/円のボラティリティが上昇。1カ月物ボラティリティ は、週初の8.887%ポイントから9.760%ポイントまで上昇している。
<09:47> ドル99円後半、FRB当局者が超緩和政策が依然必要と主張
ドルは99.65円付近で小動き。ユーロは133.85円付近で同じく小動き。
米連邦準備理事会(FRB)の当局者2人は12日、米景気回復のペースが鈍く、雇用情勢の先行きが不透明であることを踏まえると、FRBは非常に緩和的な金融政策を継続すべきとの考えを示した。
アトランタ地区連銀のロックハート総裁は「金融政策は全般的に、かなりの期間にわたり緩和的であり続ける必要がある」とし、「経済は成長しており、失業問題にも進展が見られるものの、このところの経済成長率が雇用の勢いを保つに十分かどうか懸念がある」とした。予算案が不成立となったことで一部政府機関が閉鎖されたことで、12月までに発表される経済指標の信頼性が揺らぐ可能性があると指摘した。 ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁も、景気支援に向け積極的な措置が必要との立場を強調。「米連邦公開市場委員会(FOMC)の目標に向けた進展がすでに遅い中で、早期に資産買い入れを縮小すれば経済の一段の足かせになる」とし、「インフレ率は(FRB)の2%目標からみれば依然低水準で、歴史的にみても非常に低い。刺激策を行うことをちゅうちょする理由はない」との考えを示した。
<09:15> ドル99円半ば、リパトリのフローを意識
ドルは99.57円付近で若干上値が重い。この日は15日のスポット応当日に当たり、米国債の利払い関連のリパトリエーション・フロー(ドル売り/円買い)が意識されているという。
株価が上昇し、上げ幅を拡大すれば、100円トライもありうるとの見方が出ているが、少なくとも仲値公示付近までは、上値が重い展開となりそうだ。
ユーロは133.82円付近。前日の海外市場では134.01円付近まで反発した。
<08:45> ユーロ0.84ポンド半ばで1週間ぶり高値、英CPI予想以上の鈍化で ユーロは0.8458/0.8462ポンドの気配で、11月5日以来の高値圏。前日、英国立統計局が発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年比2.2%の上昇と市場予想の2.5%上昇を下回り、イングランド銀行(英中央銀行)に対する利上げ圧力を緩和する内容となった。
CPI上昇率は2012年9月以来の低水準。燃料価格やその他の輸送コストの低下などが要因となった。前月比では0.1%上昇。予想は0.3%上昇だった。
市場は、英中銀がきょう発表する予定のインフレ報告に関心を寄せている。
英CPIデータを受けてポンドは対ドルで2カ月ぶりの安値となる1.5855ドル付近まで下落したが、英国債価格は上昇に転じた。インフレが高水準にとどまり、英中銀への利上げ圧力が強まるとの懸念が後退した。
<07:37> きょうの予想レンジはドル99.10―100.10円、ドル高一服か
ドル/円は99.59円付近、ユーロ/ドルは1.3434ドル付近、ユーロ/円は133.82円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が99.10―100.10円、ユーロ/ドルが1.3380─1.3480ドル、ユーロ/円が133.20―134.50円。
12日終盤のニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が予想より早い時期に債券買入れの規模縮小に着手するとの観測が高まり、ドルが円に対して2カ月ぶりの高値に上昇した。
きょうは、引き続き株価の動向に左右される流れになりそうだ。
「100円台をトライする可能性があるものの、100円に乗せてから上値を追う強さはなさそうだ」 (外為アナリスト)という。
その理由は「目下の株高、金利高の同時進行という違和感のある動きに修正が入る可能性があることや、9月に100円台に乗せた際も1週間ともたずに反落したこともあり、100円台で定着するには持続的なドル支援材料が必要なこと」(同)とみられている。
底流ではドル高/円安のトレンドが続いているものの、この日は、ニューヨーク市場終盤の流れを受け継いで、ドル高一服となる公算が大きいとみられている。 全スポットレート(ロイターデータ)
アジアスポットレート(同)
欧州スポットレート(同)
クロス円レート(同)
クロス円の時系列レート(同)
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