田中争奪戦にカブスＧＭ参戦表明　正式な意思表示は初めて

　マー君争奪戦のゴングが早くも鳴った。カブスのホイヤーＧＭは、楽天の田中について「入札への準備を進めている」と話し、獲得希望球団が１０球団以上とも言われる争奪戦に参戦する構えを示した。日米間で新ポスティングシステム（入札制度）が固まっていない中、正式に入札意思を表明した球団は初めてで「彼はチームの助けになってくれるはず」と意気込んだ。

　一方、巨額の補強資金を持ち、田中獲得の本命にも挙げられるドジャースのコレッティＧＭは「彼は若いが完成された素晴らしい投手」とその実力を高く評価。ただ、入札制度が決まっていないこともあり、「入札するかどうかは言えない」と現時点での争奪戦参加への明言は避けた。