【社会】偽造書類で中国人編入学 中京学院大元准教授逮捕学生を確保し自らの地位向上につなげようと、偽造書類で留学生を編入学させたとして、愛知県警は12日、有印私文書偽造・同行使の疑いで、名古屋市天白区久方1、中京学院大(岐阜県瑞浪市)元准教授の久野輝夫容疑者(53)ら4人を逮捕したと発表した。 他に逮捕したのは、いずれも中国籍の名古屋市千種区内山3、職業不詳胡昊(32)と同所、留学生張慧慧(21)、同市北区駒止町2、留学生王●扉(21)の各容疑者。 逮捕容疑では、共謀して昨年7月ごろ、中国の大学の通信課程で単位を取得したとの成績証明書を偽造。編入学させるため、中京学院大に提出したとされる。 県警によると、久野、張、王の3容疑者は容疑を認めている。胡容疑者は黙秘している。 久野容疑者は現代中国の政治経済が専門で、事件当時は同大の留学生支援部長も務めていた。学生を確保することで「自らの実績になり、教授になれると思った」という趣旨の供述をしているという。 押収したパソコンからは、数十人分の偽造の証明書のデータが見つかった。久野容疑者は「数十人を不正に編入学させた」と話しているという。 久野容疑者は、知人の中国人男性に交際を強要したとして、今年3月に逮捕監禁致傷容疑で逮捕され、公判中。事件後に懲戒解雇された。 (注)●は弁のムが羽の旧字体 (中日新聞) PR情報
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