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【福島第一原発の現状】作業員事故相次ぐ 新浄化装置稼働80%この一週間(八月二十八日〜三日)の福島第一原発では、汚染水の浄化システムの運転自体は順調だったが、保守作業をしていた作業員が汚染水を浴びる事故が相次いだ。 八月三十一日午前、使用済みのセシウム吸着装置から汚染水を抜いていた協力会社の作業員二人が、誤って汚染水を浴びた。同日午後にも、装置を運搬していた作業員一人の手に汚染水が付いた。いずれも大事に至らなかったが、関係機関への報告の遅れが問題になった。経済産業省原子力安全・保安院は東京電力に改善を求めた。 浄化システムの稼働率は従来の浄化システム単体で90%に迫り、新しく導入されたセシウム吸着装置も単体で80%を超えた。建屋地下の汚染水は、前週に比べて約四千九百トン減った。 PR情報
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