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【福島第一原発の現状】

3号機 順調に注水 容器下部98度前後に

 この一週間(四〜十日)の福島第一原発では、3号機で新しい注水の仕組みが順調に動き始め、四日に初めて圧力容器下部の温度が一〇〇度を切った。

 これまでは容器下部の配管から注水していたが、核燃料の上から注水すれば大きな冷却効果が期待できるため、東京電力は七月から新方式を準備してきた。

 新方式での注水は一日にスタート。徐々に温度が下がり、現在は九八度前後で安定している。東電は九月中に、2号機も同じく上部からの注水に切り替える方針。

 一方、八月三十日からの六日間で、汚染水浄化システムの稼働率は90%を超えて過去最高となった。処理した汚染水量も過去最大の一万一千四百五十トン。

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