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【福島第一原発の現状】

汚染水処理量が減少

 この一週間(十六〜二十二日)の福島第一原発では、外部電源を一系統から二系統に強化する工事のため、汚染水処理システムを十八日に停止した。十九日に再稼働したが、工事中は2、3号機のタービン建屋地下などにたまる汚染水の移送をストップしたため、水位が数センチ上昇した。

 システム全体の処理量は、これまで毎時六十トンだったが、再稼働後は四十五トン程度に減らした。経済産業省原子力安全・保安院によると、処理水をためる一部タンクの余裕がなくなりつつあるためだという。

 東京電力などは処理量を減らしても水位上昇を基準以下に抑えられると説明。処理水の量は十分にあるため、原子炉への注水にも影響はないとしている。

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