仕事を拓く
若い民からの成長戦略
トップ > 特集・連載 > 東日本大震災 > 福島原発事故 > 福島第一原発の現状 > 記事一覧 > 記事
【福島第一原発の現状】遮水壁の工事開始 1号機の注水量増加この一週間(二十三〜二十九日)の福島第一原発では、建屋地下にたまった高濃度汚染水が海や地下水に流れ込むのを防ぐ遮水壁の工事を二十八日から開始した。二年間かけて、1〜4号機の海側に全長約八百メートルの壁を造る。最大の目的は海洋汚染の防止。陸側の壁は見送られた。 1号機の原子炉の注水量を二十八日から増やした。毎時三・九立方メートルから、毎時七・五立方メートルまで上げていく。冷却する水量を増やし、水蒸気の発生を抑えることで、放射性物質放出の抑制効果を狙う。 2号機では、格納容器に設置した放射性物質の浄化装置の運用が始まった。格納容器内の気体を、フィルターで浄化してから屋外に放出する装置で、1、3号機でも準備を進めている。 PR情報
|