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【福島第一原発の現状】

2号機「自発核分裂」

 この1週間(10月30〜11月5日)の福島第一原発では、2号機で半減期が約9時間と極めて短い放射性キセノン135が検出。当初、核分裂が連続する「臨界」の発生と疑われたが、東京電力はデータを再検討した結果、臨界ではなく、核燃料の放射性物質で自然に核分裂が進む「自発核分裂」と結論づけた。東電は「(自発核分裂は)定期検査など原子炉が停止中でも起きる」と説明。冷温停止状態を柱とした工程表のステップ2の達成に大きな影響はないとしている。

 一方、細野豪志原発事故担当相は、同原発を今月12日に事故後初めて報道陣に公開すると発表した。ただ、撮影は代表取材に限られるなど取材は大幅に制限される見通しだ。

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