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【福島第一原発の現状】3号機建屋 毎時1300ミリシーベルト 除染済むまで作業は困難この一週間(十三〜十九日)の福島第一原発では、十七日に政府と東京電力の統合対策室が事故収束に向けた工程表の改定版を発表。ステップ2で残っている課題は「冷温停止状態」だけだとしたが、原子炉建屋で高い放射線量が計測されるなど、依然として作業環境は厳しい。 一時間もいれば吐き気など被ばくの急性症状が出る毎時一三〇〇ミリシーベルトという値が計測されたのは、3号機原子炉建屋の一階。格納容器の点検用扉近くにわずかな水がたまっていた。格納容器からにじみ出た水とみられ、ロボットによる除染が終わるまで、近辺での作業は難しい。 吉田昌郎所長も作業環境の厳しさを報道陣に語ったが、その言葉を裏付けた。 長期の収束作業を見越し、東電は、仏アレバ社製の汚染水浄化システムから出る高濃度汚泥を貯蔵する施設を増設すると発表した。 PR情報
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