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【福島第一原発の現状】1号機 燃料溶け、格納容器底部を侵食この一週間(十一月二十七日〜十二月三日)で、東京電力は福島第一原発の溶融した核燃料についての解析結果を発表した。 1号機では、ほとんどの核燃料が溶けて落下し、格納容器底部のコンクリート床を最大六十五センチ侵食していたことが明らかになった。2、3号機でも最大で六割前後の燃料が落下し、格納容器の底部を侵食していた可能性がある。 東電は「落ちた核燃料は現在、水に漬かっており状態は安定している」と説明している。しかし、廃炉には核燃料の除去が必要。今後、極めて困難な作業を乗り越えなければならない。 事故発生から現場を指揮してきた吉田昌郎所長は治療のため入院することになり、十二月一日付で退任した。東電はプライバシーを理由に病名を明らかにせず、「被ばくとは関係ない」とだけ説明した。 PR情報
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