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【福島第一原発の現状】

凍結で水漏れ相次ぐ

 一月二十九日〜二月四日の福島第一原発では、配管からの水漏れが相次いだ。大半は凍結が原因とみられている。昨年十二月中旬から二月三日までの間、凍結が原因とみられる水漏れは三十件。冷え込みが厳しくなった一月末以降の発生が目立っている。

 東電などによると、高濃度汚染水を浄化して原子炉の冷却に使う「循環式冷却」を始めた昨年夏ごろ、現場から凍結防止対策が必要と意見が出ていた。作業員が確保できず、実際の工事は昨年暮れにずれ込んだ。

 破損した配管などの多くは、保温剤を巻くなどの対策がされていなかった。工事の遅れがトラブル多発の原因になっている。

 今のところ、高濃度汚染水の漏出や原子炉への注水停止といった深刻な事態には至っていない。しかし、安定した水の循環が廃炉に向けた作業には不可欠。東電は対策として「パトロールを強化していく」と説明している。

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