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【福島第一原発の現状】2号機 74.9度に五日から十一日の一週間、福島第一原発では2号機の原子炉の温度が急に上がった。東京電力は冷却水の注水量を大幅に増やしたものの、依然七〇度を超えている。 東電によると、一月末までは五〇度程度で安定していたが、二月一日から温度の上昇が続いた。 東電は、溶けた核燃料の真上から水を掛ける配管からの注水を増やした。いったん六〇度台半ばに下がった温度は、十一日に七四・九度まで上がった。 一月下旬に冷却水の配管を交換した際、一時的に注水を止めた配管がある。東電は「水の流れが変わり、うまく燃料付近に当たっていない」とみている。 3号機では格納容器のガス管理システムの設置作業が始まり、4号機では使用済み核燃料の取り出しに向け、水中カメラによるプール内の調査も実施。その一方で、1号機の格納容器の圧力データなどが、計測器や電源のトラブルで、現地対策本部で一時把握できない事態も起きた。 PR情報
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