仕事を拓く
若い民からの成長戦略
トップ > 特集・連載 > 東日本大震災 > 福島原発事故 > 福島第一原発の現状 > 記事一覧 > 記事
【福島第一原発の現状】海底に固化材投入 放射性物質 拡散を防止二月二十六日から三月三日の間、福島第一原発では、海底にたまった放射性物質が拡散しないよう、セメントと粘土を混ぜた固化材で海底を覆う作業に取り掛かった。 原発前の専用港の内側約七万三千平方メートルを約六十センチの厚さで固める計画。港内の海底土から昨年十一月、一キログラム当たり一六〇万ベクレルの放射性セシウムを検出しており、海底の汚染土が巻き上がって漏れ出すのを防ぐ狙い。 東京電力は二月二十八日から試験的に作業を始めた。近く本格的な工事に入り、六月ごろに終わる予定。 また、2号機の温度計が故障した問題で、東電は原子炉内につながる配管を使い、炉内に新しい温度計を設置する方針を示した。 早ければ七月下旬に設置を終える計画だ。しかし、使える配管はいずれも細くて曲がりくねっているうえ、作業現場の放射線量が高いこともあり、難航が予想されるという。 PR情報
|