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【福島第一原発の現状】

4号機核燃料取り出す 2体に腐食や変形なし

 十四〜二十日の一週間、東京電力福島第一原発4号機では、使用済み核燃料プールに入っていた未使用の核燃料二体を取り出し、敷地内の共用プールに運ぶ作業を完了した。二日間かけて行われた作業時間は計約六時間で、延べ百人の社員が関わった。

 今回の取り出しはあくまでも試験的で、4号機には千五百体を超える核燃料が残っている。取り出した二体の核燃料には、特に腐食や変形はなかったという。

 高濃度汚染水から放射性セシウムを除去して原子炉の冷却に再利用しているが、夏場の気温上昇で水温が上がると、冷却効率が落ちてしまう。それを防ぎ、最小限の注水量で冷却するため、注水用タンクに冷却装置六台を配備し、十七日から稼働させた。

 夏を迎え、熱中症や脱水症状を訴える作業員も出始めた。東電は「まとまったら発表する」として公表していない。昨年五月から六月にかけ、当時十六歳の少年が事故収束作業に従事していたことも判明した。労働基準法は十八歳未満が放射線管理区域で働くことを禁じている。

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