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【福島第一原発の現状】57歳作業員が死亡 アイナメから過去最大セシウム十八〜二十四日の一週間、東京電力は福島第一原発から二十キロ圏内の海域(福島県南相馬市沖)で採取したアイナメから事故後、最大値となる一キロ当たり二万五八〇〇ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。 アイナメは今月一日に南相馬市の沖合一キロで採取され、検出されたセシウムは国の一般食品の基準値の二百五十八倍。二十キロ圏内で採取された十九種の魚のうち九種類が基準値を超え、深刻な汚染が続いていることを示した。 また、昨年六月以降、線量計を紛失したり未装着で作業をしたりしたケースが、二十八件あったことを明らかにした。 線量計の紛失は、脱衣時に誤って捨ててしまう例が多く、紛失、未装着とも、被ばく線量は推定で最大〇・七ミリシーベルトほどだった。 二十二日には、汚染水貯水タンクの増設工事をしていた男性作業員(57)が、急性心筋梗塞で亡くなった。 男性は体調不良を訴え休憩室で休んでいたが、意識不明状態で発見され病院に搬送された。 PR情報
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