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【福島第一原発の現状】井戸掘削工事始まる 汚染水発生量抑制へ対策今週(十七〜二十三日)の東京電力福島第一原発では、二十日に高濃度汚染水の浄化システムの配管から水漏れがあった。東電によると、漏えい量は約百八十リットルで全体の放射能量は一億八〇〇〇万ベクレルだった。すべて拭き取って回収したため、外部への漏出はなかったとしている。 高濃度汚染水を処理した後の水がたまり続けている問題への対策として、二十二日には1号機原子炉建屋の西側で、井戸の掘削工事が始まった。 地下水をくみ上げることで、タービン建屋内への地下水流入を減らし、汚染水の発生量を減らすのが目的。まずは試験用の井戸を掘って、水をきちんとくみ上げられるかを実験していく。 また、三十日から原発事故の発生当初から録画していたテレビ会議映像の一部が新たに公開される。昨年三月十六日から二十三日未明までと、三十日から四月五日深夜までの計三百三十六時間分。 使用済み核燃料プールの水温が上昇し、放水車やヘリを投入したり、海への高濃度汚染水漏出が明確になったりした当時のやりとりが判明する見込み。 PR情報
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