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いかなる文学も表象し得ないディストピアが現出している。原発事故が近代国家の首都圏に勃発し、圧制者は賠償回避のため国民を被曝に晒し、メディアは擬似像で現実を隠蔽する。権力と資本とテクノロジーと暴力が渾然一体化し、生存権も財産権も法体系そのものが逸失され、社会は崩壊からカオスへ突入しているのだろう。暴対法の改正により社会現場における闇勢力の追放が喧伝されているのだが、原発の復旧作業が指定暴力団の二次あるいは三次団体による人材派遣へ依拠していることは周知のところだ。つまり暴力組織は国家の下部構造として厳然に機能しているのであり、むしろ権力と暴力は相互依存する共棲関係にあると言えるだろう。現制度において事業者は暴力組織との関係性が推定された段階で公共入札から排除され、金融機関による無条件の融資引き上げが実践されるのだから、実態は癒着により電力企業が超法規的に特権待遇を享受している証左に他ならない。生活困難者はシステマティックに被曝地へ搬送され、なんらの保障もされず虫けらのように殺されていく。すでにこの国は貪婪たるプリデター(捕食者)と被捕食者に分離されているのであり、公権力の実働部隊として機能するYakuzaと市井が対峙するというNeuromancerさながらの荒廃した世界が眼前に展開しているわけだ。あらゆる混乱の変遷を経て、社会資本は収奪され、産業資本は国外流出し、隣接する二つの超大国がこの国を分割統治することになるだろう。未来シミュレーションは容易く、歴史の常に倣うのであれば、次世代は原発労働奴隷として、あるいは下層売春婦として、あらたな宗主への従属が運命づけられている。

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あらゆる混乱の変遷を経て、社会資本は収奪され、産業資本は国外流出し、隣接する二つの超大国がこの国を分割統治することになるだろう。

私もそんな気がしています。こうなることは第二次大戦が終わった時、既に決まっていたのでしょうか…。

R.K さん

>。こうなることは第二次大戦が終わった時、既に決まっていたのでしょうか…。


記事は仮説なのですが、災害や疲弊につけこんで隣国へ攻め入る、というのは歴史の鉄則ですからね。

>歴史の鉄則
は既に実行されているにや?
弱みに付込む”衝撃戦術”として。
日本に対しては長年のポチ養育の蓄積成果を踏まえて、適用しているやに。


飯山師のページより失礼。
人材宝庫の奥義
「復興と未来のためのパートナーシップ」が震災・事故直後にさっそく組織されたそうだが、TPPや瓦礫問題にまで彼らの主人の日本にたいする「戦略的」料理は開始されていた。“日本人”のなかから適材適所の人材をリクルートしてきていたのだそうだ。反米を唱道する従米利権人材のレパートリー。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1062.html
「金持ち喧嘩せず」の言技どおりだ。あらゆるカードを(養って)持ち合わせていた、かのようだ。日本人は、あの彼らの養って来た「日本人」によって料理されつつある。あの彼らの提供する“小福”で釣上げられた「日本人」によって。(右手にも左手にも人形を嵌めている、養っている、という奥義は“羊むさ欲り-狼喰ひ”氏の暗示せるところ)日本人は中国人は、アジア人は、見抜けるだろうか。

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