阪神は12日、西宮市内の球団事務所で編成会議を開き、およそ2時間、外国人選手やFA補強などについて確認した。
南球団社長は「現状報告を各担当から聞いた。いろいろなケースがあるから対応策を考えていかないといけない。特に抑えに関して」と話した。
現在、新守護神候補として韓国・サムスンの最速157キロ右腕・呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)の獲得調査を進めているが、韓国の京郷新聞はこの日「現在の交渉レベルでも選手年俸の移籍金が加わると10億円前後は簡単に達する」と破格の条件が必要であることを報じた。球団側として法外なマネーゲームには応じない方針を固めており、ある球団幹部は「次の手も考えないと」とも語っていた。
南社長は「今週中ぐらいには決めていかないと。そんなに時間がない」と15日をメドとしていることを示唆した。
(紙面から)