画像「テレビ50年ドラマ特別企画 向田邦子の恋文」

テレビ50年ドラマ特別企画 向田邦子の恋文

2004年1月2日 金曜日21:00から

※番組は終了しました

▼出演者

山口智子、岸部一徳、藤村志保、石田ゆり子、田畑智子、大口広司、岸本加世子、樹木希林、森繁久彌

みどころ

『森繁の重役読本』『七人の孫』『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』『あ・うん』…。数々の名作を世に送り出した作家・向田邦子。彼女は昭和から平成と、テレビと共に生きた同世代の女性にとって、特別な想いと共に心の中に生き続ける女性の一人だ。この作品は、1981年に台湾での飛行機事故で亡くなった向田邦子が生前に残した手紙を元に、妹の和子が書いた『向田邦子の恋文』をドラマ化するもの。向田ドラマを数多く手がけた演出家・久世光彦が、万感の思いを込めて送り出す。向田ドラマの中で、本人が登場する唯一の作品である。邦子を演じるのは山口智子。久世が「邦子さんが乗り移っているようだ」と表現したように、山口はその立居振舞いが向田邦子にそっくりだという。そしてもう一人、向田邦子が世に出るきっかけとなったラジオ番組のパーソナリティー、御年90歳の森繁久彌も出演している。まるで「お年玉」のような本作品、ご家族で楽しめる珠玉の一作となっている。

その他

あらすじ:
時はアジア初のオリンピックをひかえた昭和39年。東京・杉並の向田家に、名古屋にお嫁に行った次女・迪子(石田ゆり子)がお産のため戻ってきていた。3姉妹の長女・邦子(山口智子)は映画雑誌の記者から放送作家になったばかり。ラジオのレギュラーを何本も抱え、多忙な日々を送っていた。そんな邦子を優しく見守るのは母(藤村志保)、末っ子の和子(田畑智子)、そして父(岸部一徳)だった。