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集団的自衛権巡り揺れる韓国
11月13日 7時24分

集団的自衛権巡り揺れる韓国
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日本の集団的自衛権の行使容認に向けた動きを巡り、韓国ではアメリカが日本政府を支持する姿勢を示したことに衝撃が広がり、このところ続いた日本への強硬姿勢の転換を求める声も上がるなど議論が高まっています。

政府が、集団的自衛権の行使容認を巡って検討を進めていることについて、韓国では「軍事大国化につながる」などとして反発する声が根強く、韓国政府も周辺国の理解を得るべきだと懸念を示しています。
こうしたなかで先月、東京で行われた日米の外務・防衛の閣僚協議で、アメリカ政府が日本政府の動きを支持する姿勢を示したことから、韓国では「アメリカは韓国ではなく日本を支持した」とか、「パク・クネ大統領はアメリカの意思を誤解していた」などと政府の対応を批判する声が上がっています。
13日、ソウルで2年ぶりに行われる日韓の防衛次官による協議でもこの問題が話し合われ、韓国側は懸念を伝えるとともに、日本に対して説明を求めるものとみられます。
こうしたなかで、韓国のメディアでは連日、この問題が取り上げられているうえ、このままでは韓国が孤立しかねないとして、日韓首脳会談を行うべきだという声が上がるなど、日本との対話を求める声が徐々に増えてきています。
パク・クネ大統領は先週、ヨーロッパを訪問した際にも安倍政権への批判を繰り返し、依然として首脳会談に否定的な考えを示していますが、こうした議論が韓国の対日政策にも変化をもたらすのか注目されます。

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