七ヶ浜町で行方不明者の捜索11月12日 12時54分
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おととしの震災による津波で大きな被害をうけた七ヶ浜町で、１２日、警察と海上保安部が合同で行方不明者の捜索を行いました。
１２日朝、七ヶ浜町の菖蒲田浜と松ヶ浜で行われた捜索は、警察と宮城海上保安部からあわせて７４人が参加しました。七ヶ浜町では、いまも２人の行方がわかっていないということです。
捜索にあたる警察官や海上保安部の職員は、はじめに海に向かって整列して黙とうをささげ、捜索を始めました。
そして、保安部の職員がボートに乗り込み、海岸に沿って手がかりを探し、続いて警察官が砂浜に打ち上げられたがれきのなかに、行方不明者につながる手がかりがないかスコップなどを使って丁寧に探していました。
塩釜警察署の笠原秀憲警備課長は「家族をみつけてほしいという方々の思いに応えられるよう、しっかりと捜索にあたりたい」と話していました。
警察庁によりますと、今月８日の時点で警察に届け出のあった県内の行方不明者の数は１２９６人に上っています。