2013年10月17日03時00分
大阪市北区の新梅田シティで、絶滅危惧種のサギ科の鳥、ミゾゴイが観察された。神戸市東灘区の小学校6年、矢崎未來さん(12)が14日、撮影した。
ミゾゴイは、国際的に絶滅が心配されている渡り鳥。環境省のレッドリストで「絶滅の危険が増大している」絶滅危惧種に指定されている。個体数は世界でも数千羽で、日本で繁殖するとされる。
日本野鳥の会自然保護室の山本裕さん(49)によると、観察されたミゾゴイは、フィリピンなどの南方に渡る途中で、餌を採って休んでいたところとみられる。山本さんは「都心部でまず見ることがなく、とても珍しい」と話している。
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