薬事法違反:未承認の韓国製カラーコンタクト宣伝で摘発
毎日新聞 2013年11月11日 18時50分
未承認の韓国製カラーコンタクトレンズをホームページ(HP)で宣伝したとして、大阪府警は11日、大阪市中央区南船場2の輸入代行会社「エクセルシオール」と、同社社長の男(36)ら社員計3人を、薬事法(未承認医薬品などの広告禁止)違反の疑いで書類送検した。府警によると、カラコン業者の摘発は異例という。
送検容疑は、今年8月、国の承認を得ていない韓国製カラコンを販売するため、自社HPで「発色抜群」「ブラックリングで輪郭強調」などと宣伝した、とされる。いずれも容疑を認めているという。府警生活環境課によると、社長らは2011年末に未承認カラコンの輸入代行業を始めた。HPから申し込んだ客に代わって韓国のメーカーに発注し、商品を客に直送させる仕組みで、延べ9000人以上に代行販売し、1590万円の利益を得ていたとみられる。
【畠山哲郎】