さしこ、博多っ子を一本釣り！「写真見たときから決めていた」

１巡目指名で一本釣りに成功したＨＫＴ４８の後列左から指原莉乃と穴井千尋。前列は指名された山本茉央で、ハートマークを作り、相思相愛を強調！？（撮影・春名中）（写真：サンケイスポーツ）

　「ＡＫＢ４８グループ　ドラフト会議」が１０日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われた。ＨＫＴ４８の支配人を兼ねる指原莉乃（２０）が、本命を“一本釣り”だ。

【写真で見る】山本茉央に声をかける指原莉乃と穴井千尋

　所属するＨＫＴチームＨは地元、福岡県在住の高校２年、山本茉央（１７）を単独１位指名。交渉権獲得の瞬間、指原はドヤ顔で「候補者一覧の写真を見たときからこの子でいこうと決めていました」と興奮。キャプテンの穴井千尋（１７）も「最初から話し合ってこの子と決めていました」とメンバーの総意を強調した。

　候補者がお披露目されて以降、名前は明かさなかったが、指原は「顔、すげーかわいい」と本命の存在をほのめかしていた。入札抽選前は「一本釣りで決められなくて、悪いくじを引いたら泣くくらい嫌だ！」と話しており、執念を実らせた。

　チームＨが交渉権を獲得した山本は、ＳＫＥ４８の人気メンバー、大矢真那（２３）を思わせるさわやかな美形。ドラフトでのファン人気は高く、応援メンバーとして山本を推した雑誌やスポンサーは９社に上り、候補者２９人の中で最多を誇る注目株だった。

　特技は変顔やゴルフ。尊敬するメンバーに指原を挙げており、“相思相愛”の単独指名だった。

　控室での運命の瞬間、涙を流してガッツポーズした山本は、指原や穴井の言葉に笑顔で「ありがとうございます」と感謝。歌やダンスは苦手としているが、指原は「ダンスの基礎レッスンやボイストレーニングを３期生と一緒にレッスンして、成長してほしい」とエールを送った。今年３月にＣＤデビューし、人気上昇中のＨＫＴ。指原も推す山本の加入で、勢いが加速しそうだ。