ＨＫＴキャプテン穴井　ＡＫＢドラフト会議は一本釣り狙い

穴井千尋

　福岡・博多を拠点とする人気アイドルグループ「ＨＫＴ４８」が９日、都内でファンと「ボウリング大会」を行った。

　セカンドシングル「メロンジュース」購入者限定の応募抽選特典イベントで、当選倍率は２５０倍。当選した４８人のファンと、私服姿のＨＫＴメンバー３９人が一緒にボウリングを楽しんだ。

　大会は始球式を務めた指原莉乃（２０）のヘタレなガーターでスタート。指原は「中途半端じゃダメ！　芸能界で生きるためにはこうじゃなきゃ！」と失投にも開き直った。

　もっともメンバーが気になるのは１０日に迫った「ＡＫＢ４８グループ　ドラフト会議」だ。ドラフトに出席するキャプテンの穴井千尋（１７）は「さっしー（指原）がいいと言っていた子で、私も偶然その子がいいと思ってたんです。見た目もあるけど、雰囲気があるし、気合も感じられます。ＨＫＴは若いメンバーが多いので、大人なメンバーがいいかなと思っているけど、その子にも大人の要素もちょっとあるかな。今決めているのはこの１人だけです！」と“一本釣り”をする覚悟を明かした。

　競合した場合、穴井もしくはＨＫＴ４８劇場支配人を兼務する指原がくじを引くが、穴井は「引く人はまだ決めてません。でも、毎年（正月に）くじを引いて、ほとんど大吉。今年も大吉だったんです」と自信を見せた。さらに「誰を指名するかは言えないけど、どんな子が入ってきても、みんなで育てていけたら」と緊張した面持ちで運命の日に備えた。