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【北陸発】

「脱原発」攻撃 大量メール 金沢の「告訴団」に149万通

 脱原発などを訴える「福島原発告訴団・北陸」(金沢市)に対して九月、計百四十九万通のメールが送り付けられていたことが分かった。全国の団体にも同様の被害が出ており、団体側は威力業務妨害容疑での刑事告訴を検討している。

 告訴団・北陸の林秀樹事務局長(62)によると、九月十九日朝に件名が「h」と記載された本文がないメールが大量に届いた。送り主は東京の反原発団体のアドレスで、一分間に約八十通のペースで送り付けられた。二十三日には、送信した覚えがない自身のアドレスが送り主となっているメールも受信した。

 林事務局長は「他人のアドレスを使って大量にメールを送るソフトを使っているんだろう」と推測。全国の告訴団の被害としてまとめて警察に相談することを検討している。

 林事務局長は自営の設計事務所と事務局とで同じアドレスを使っていたためメールサーバーを停止できずに大量のメールを受信することになった。「反原発団体同士が攻撃し合うような形にするなんてひきょうなやり方。意見があれば堂々と出せばいい」と憤った。

 

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