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首相 残留孤児支援の考え示す11月12日 16時4分
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安倍総理大臣は、日本に永住帰国した中国残留孤児やその配偶者らと面会し、「『日本に帰ってきてよかった』と思ってもらえるよう全力で取り組んでいく」と述べ、政府として支援に力を入れる考えを示しました。
自民・公明両党は、日本に永住帰国した中国残留孤児の人たちが亡くなった場合、残された配偶者に対し、新たに毎月、「配偶者支援金」を支給するとした法案をまとめており、各党に呼びかけて今の国会で成立させたいとしています。
こうしたなか、安倍総理大臣は12日、中国残留孤児やその配偶者らと面会し、「戦後の混乱の中で中国に取り残され、大変な苦労だったと思う。日本に帰ってからもさまざまな困難があったと思うが、配偶者の方々に支えていただいた」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「政府としても法案が速やかに成立するように全力で取り組んでいく。また、『日本に帰ってきてよかった。ふるさとは温かい』と思ってもらえるよう全力で取り組んでいく」と述べ、政府として中国残留孤児や配偶者の支援に力を入れる考えを示しました。
面会のあと、中国残留孤児の夫で熊本市に住む韓学仁さんは、記者団に対し「夫婦で一緒にいられるうちはいいが、年をとり、一方が亡くなったら、物価も高いので生活が大変だ。日本政府が中国残留孤児の配偶者のことを考えてくれて本当にありがたい」と話していました。
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