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東電 原発事故の検証結果改めて公表へ
11月6日 16時6分

東京電力の廣瀬社長は、福島第一原子力発電所の事故の原因について、東京電力としての検証結果を改めてまとめるとともに、運転再開を目指す柏崎刈羽原発の安全性などを独自に検証している新潟県にも内容を説明したいという考えを示しました。

これは、6日に開かれた衆議院の経済産業委員会で廣瀬社長が明らかにしたものです。この中で、福島第一原発の事故をどのように検証しているのかと問われたのに対し、廣瀬社長は「海外の専門家が加わった原子力改革監視委員会という組織を作り、事故原因の検証を続けている。まず第1回目としてこの1、2年位の間で分かってきたところをまとめ、近々発表したい」と述べ、福島第一原発の事故原因について近く、東京電力としての検証結果を改めてまとめる考えを示しました。そのうえで、廣瀬社長は「新潟県の技術委員会にも、この検証結果を示して議論していただきたい」と述べました。
福島第一原発の事故の調査を巡っては、東京電力が、去年6月に、いったん調査結果をまとめましたが、まだ解明されていない点も多く、東京電力としては、柏崎刈羽原発の運転再開の実現に向け、新潟県の理解を得るためにも、改めて事故の詳しい調査が欠かせないと判断したものとみられます。

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