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台風被害の比に各国から支援の動き
11月12日 12時39分

台風被害の比に各国から支援の動き
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甚大な被害が出ているフィリピンに対して、各国政府や国際機関などによる支援の動きが広がっています。

▽日本政府が派遣した医師や看護師からなる国際緊急援助隊25人は12日午前、フィリピンのセブ島に到着し、このあと3つの隊に分かれて、レイテ島のタクロバンに向かうことにしています。
▽アメリカは、神奈川県にあるアメリカ海軍横須賀基地に配備されている原子力空母「ジョージ・ワシントン」を被災地の沖合に派遣することを決めたほか、駆逐艦や補給艦など大型の艦船5隻を現地に向かわせているということです。
また、2000万ドル(日本円でおよそ20億円)を食料支援などのために拠出することを決めました。
▽イギリスは、海水を飲料水に浄化する装置を備えている海軍の艦船や空軍の輸送機を派遣して、現地で救援活動に当たるほか、1000万ポンド(およそ16億円相当)の救援物資を送ることを表明しています。
▽オーストラリアは1000万オーストラリアドル(およそ9億3000万円)の支援を表明したほか、13日、現地に医療チームを派遣する方針です。
▽中国は、政府と赤十字でそれぞれ10万ドルずつの合わせて20万ドル(およそ2000万円相当)の物資を送ることを明らかにしました。
▽また、台湾も20万ドルを拠出することを決めました。
▽EUの執行機関に当たるヨーロッパ委員会は、300万ユーロ(およそ4億円)の支援を打ち出しています。
▽国連のOCHA=人道問題調整事務所は水や食料、衛生管理や医療などの支援に充てるため、緊急に2500万ドル(およそ25億円)を拠出することを決めました。

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